With More Vivi.

もっとViviと一緒に。

もちろん、暗号なんかじゃなくて、
全部女性ファッション誌です。
コンビニの前にこの順で並んでてなかなか面白い。

この女性ファッション誌ってのは
ある意味でコピーライターの勝負、というところもあるんだけど
流行の善し悪しはともかく、
僕から見ると…
醜悪な日本語の巣になってる気がしてしょうがない。

『GALセレブなサマースタイル』
某誌5月号のキャッチコピーだけど、
ぶっちゃけ、言ってる意味がわからない。
GALっぽくカワイイ面も残しつつ、
セレブが着るようなハイソな雰囲気を目指した
今夏のスタイル…ってところか。

基本的にこういう用語ってのは、
知ってる人と知らない人とを差別するために存在してるわけで、
実際それ自体にはほとんど意味なんかない。
こう言うのにしたらそう言えない?みたいな
そんな程度の意味しかない、
ある意味では、テーマと言うよりも、
誌面上の企画に対するエクスキューズになってる。
こういう風に言ったら、こういうのもありでしょ?と。

まぁ世の中こういう言葉で動いてる人々もたくさんいるんで
好きにしたらいいと思う、でも、
こういう言葉で引っ張ること自体、
読者を舐めてるんだと思うんだけど、
購買層はこういうの見て、やっぱり、
納得したり、喜んだりするんだろうね。しらんけど。

善し悪しは別として、
こういう女性誌(もちろん男性誌もなんだが)の
馬鹿馬鹿しい言葉遣いがなかなか興味深いので
結構よく読んでます。
もちろん、表紙だけ。