かっこわらいをさける。

最近、一時期に比べて『かっこわらい→(笑)』を
避けるように努めてる。
それでも、人に比べて多いと思う。
皮肉や嫌みを和らげる用法を覚えてしまうと、
それ無しで書いたメールが
やけにつっけんどんになってるように思えて、
安心できないのだ。

(笑)は日常会話における『なんてな』的効果があって、
どんなにシリアスな話をしていても、空気をそこで一度絶つ。
顔文字と同じように、
使いすぎると、文章全体の意味を損ねたり、
文意が冗談めかして伝わってしまったりする。
少なくとも、書き手の僕はそう思う。
(読み手の僕はあまり思わないが)

理想は、(笑)などなくても、
きちんと柔らかな言葉の選択ができること。
きちんと、伝えたい感情に沿った表現が出来ること。
(笑)は言ってみれば、
『珈琲を濃いめに出して砂糖で味を調整する』ようなものだ。
過剰包装であり、使いすぎは毒だ。

と言っても…やはり、(笑)を除いたメールは難しい。
MUTTER を含めた文章なら、堅くても多少何とかなるが…
会話に準ずるような携帯メールでは、なかなか。
推敲を重ねよう。