LAKE BIWA 2002 – 1ST DAY[3]

?喉を通り抜ける心地良さ…?

今津へ向けて国道161号線。
今津町までは、残り、高島町・安曇川町、新旭町。ルートは3通りある。
まずは、国道161号線。
国道の良いところは、比較的道がきれいで走りやすい、
コンビニなど店がたくさんある、迷わない。
一方で、交通量が多く、歩道が整備されていない場合には危険を伴う場合もある。
次に、湖岸道路。
琵琶湖の空気をもっとも感じられるルートだけど、ここの場合、大きく迂回するようなルートになってしまう。
体力があればそれでもいいのだけど、現時点では…ちょいとパス。
最後に国道に沿って続く、生活道路。(県道558号)
道幅は広くないが交通量は少なく、一番余裕を持って走れる。但し、歩行者が多いのでスピードは出せない。
また、たまに迷う(笑)迷うのは苦手ではないからいいけど。

僕が選択したのは最後の生活道路。
いぜん通ったことがあるというのも理由の1つ。それで、疲れてはいたけど快適に進む。
そこで気になったのは、北海道へ向かうと言っていた彼。スピードから見て、僕の方が1-2km速かったので、
追いつくだろう、と思って、前後と国道161を見ていたのだけど、見えない。うーむ。
もしや湖岸道路?急ぐ旅ではないのだし、目的地は遙か遠いし、それもあり得るかなぁ…と思いながら、
ぼーっと適当に曲がったら、国道161に出ちゃった。…これが失敗。
交通量はさほどでもなく、歩道も整備されてたんだけど、どうも自動車のみを考えて作られているらしく、
無意味な上り坂、高架が多くて、自転車にはちょっと…しんどひ。
自動車に乗ってる人は気付かないと思いますが、ちょっとした上り坂がいちいち応えるんですよ、自転車には。
生活道路を直進していれば、以前小浜に行くときに通った道で、
そのまま161との合流地点を過ぎて、湖岸道路まで行ける…と、後で気付いたんだけど、後の祭り。
仕方ないので自力で湖岸道路へ…整備が行き届いておらず、雑草はあれ放題、刈った雑草は放置したまま、
落ち葉もそのまま、…大変だこりゃあ。

そのうち、さっきの生活道路と合流する地点までたどり着いたけど、右太股がどうもおかしい。
要するに、つりそう。加えて左ふくらはぎも。これは、一刻の猶予\も無い。
こういうときは、無駄に力を入れたり、少しイレギュラーな筋肉の使い方をすると一発でアウトなので、
慎重に道を進んでいく。
と、歩道のアスファルトの色が…赤くなっていることに気付き、しばし考える。。。。。
これって、確か、今津の駅前の道じゃないか…?
3年前に1度だけ通った道を憶えてる自分も自分だが、果たしてその通り。
到着寸前に脚が遂に限界を迎えて、ぴりっとつったけどさして大事にはならず、無事、JR今津駅着。
駅前で、ビール(麒麟『一番絞り』)を買い、構\内で飲む…ぐは。
これ飲むために俺、やってないか???
などという理屈は当然後から付けたもので、この旨さはやってない人にはわからないので省略。
とりあえず、この世のものとは思えない味でした。

この日、野宿した場所は…人の来ない、公民館の、エントランス。
駅を挟んだ西側で祭をやってたらしく、夜22時過ぎまでうるさくて眠れず、
結局寝たのは1?2時間、後はぼーーーっとしてました、ってのも、
ま、ご愛敬&いつもの事ってことで。