Horse Trainer

過去の経験などから考えて、僕は『調教師』には向いてないのじゃないかと思う。

簡単に言うと、育てる喜び…みたいなものを敏感に感じ取る能力が欠けているんじゃないかと思う、
例えば日に日に成長が見てとれる…なんて場合には僕も嬉しくてやる気になるんだろうけど、
調教というのは本来はそういうこととはかけ離れていて、
本当はいいのか悪いのかわからないようなこと(一応効果に対する理屈や裏打ちはあるのだけど)
を毎日(もしくは定期的に)課していき、その挙動の中からいくつかを上げて前日、前週、前月、前年、
と比較して、効果が上がってるということへの自信を深めていく…
そういう姿が本来なのだろう。
悪く言えば、例え効果が上がっていなくても、上がっていると理屈を付けることができる能力や、
効果が上がる(または無い)のを長い時間待って評価できる性格や、
そういうことが、『育てる喜び』を感じるのに必要で、僕には少ない気がする。
(註:調教師の能力の高さ低さ、について論じてるのではない。関係者も多いので念のため。
主に『喜び』にポイントを置いた、僕自身の性格と、『一般的な』調教師達との対比である)

とはいっても、身の回りの人々はそういうことをあまり考えないで、何となくの流れで調教していたり、
『調教師的』コメントや考え方に慣れてしまってたりしている人が多いので、
僕がふと口に出しても自分自身の性格とは上手く比較できないでしょうな。
ていうか、その人はいないと困るし、疑問を持たれても困るし。それでいいんでしょう。

なんでいきなりこんな話?
…というのも最近ちょっとおかしくて(→理由なく舞い上がっていた)
案の定、ちょっとした失敗を2,3やらかして、ひどく落ち込んでたんだけど、
まぁしかたない、と。でも
いろんなコンタクトの取り方についてふとしたときに考えていて、その中の1つというか。

もうちょっと冷静でいれたらいいんだけど。某Tコーチほど冷たくなくてもいいけど(笑)
僕ほど表情が少なく冷静そうで、精神的にもろくてすぐ感情的になるヤツも、おるまい。
見かけ倒し。
いやまぁ、激昂、とか嫌いじゃないんでいいけど。実害無い限り。


なんか、まとまんなくなっちゃった。
また今度改めて。