差別はこうして生まれてきたのか。

こんな記事。 どう思うかは人それぞれであろうとは思う。

 オウム真理教松本智津夫被告(51)=教祖名麻原彰晃=の二男(11)が、私立春日部共栄中(埼玉県春日部市)の入試に合格したのに、松本被告が親であることを理由に入学を拒否されていたことが2日、分かった。松本被告の弁護人が明らかにした。  弁護人によると、二男は1月に実施された入試に合格。入学金も支払ったが、その後に松本被告が親であることが分かり、同中は2月に入学を拒否した。  同中の矢口秀樹校長は「入学拒否の項目を定めた内部規定は特にないが、松本被告の子が教団の影響下にないとはいえないと考えた上での判断。学校としては他の生徒、保護者が安心して勉学に励める環境にしたい」としている。
極めて、ノーテンキに差別のことを考える。 京都には、部落、と言う差別制度があるが、 静岡では殆ど見なかったので、始めはかなり衝撃だった。 確かに、そう呼ばれる地域はどことなしか不気味で、近寄りがたかったが、 京都人が感じることはどうやらそういうことではなさそうだった。 とりあえず、無かったことにする。 街全体にそんな雰囲気がある。 時折見えるビラも、忘れさせないために撒かれているような雰囲気があり、 逆に、部落は差別であると言うことを、意識させ続けている印象さえ受けた。 (差別の原因だと言っているわけではない) 『学区で人を値踏みする』という価値観にも驚いたが、 (田舎か否か判断するが、人柄までは値踏みしない…恐らく京都以外では) 僕にはどうもよく分からない。 勉強不足故に、部落の始まりについてはよく知らないのだが、 (むしろ知ると縛られそうで、見ないふりして逃げているのかもしれない) 麻原一族が、今後、何十年と迫害されつつも増えていくと、 結果として、ある程度の数の『被差別集団』を作り出すことになるんではなかろうか。 接触することを拒み続ければ、 受け入れる、受け入れないという争い以外のトラブルを生まないわけで、 現状、問題はないかもしれないけれども、 流れの中で見ればやはり間違ったことのような気がする。 彼ら(松本被告の子供達)を祭り上げる大人達には、 ひょっとしたら、法律上もしくは道義上、罪があるのかもしれないが、 彼ら自身になんらかの罪があるのだろうか… こんな状況が続いていく中で、 日本国として、彼らに適切な教育が出来ているとは思えないし、 (まぁ学校で出来るかという根本な問題はあるけれども) 結果として、多くの差別を生んでしまうだけなのでは… 『保護』した方が良いとは限らないわけだから、 そこになんらかの権力が介入せよ、と言っているわけではないのだけど、 そうではなくて、 極単純に、彼らも、彼らの周りの大人も、それを含むこの国も、 きちんと育っていってくれると良いなぁ、と思うのだ。

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近況報告。

一応、mixiおよび日記の方では、逐一状況報告しているんですが、 こちらの更新が暫く滞ってしまいましたので、報告まで。 えー、 生きてます。 …(苦笑) 生涯で最も陰険な胃痛にやられまして。 がつんと来ると言うよりも、その8割くらいのをじわじわと与えるという、 むしろ、何かの刺激に対する反射的な痛みより、 『ね、ほら、こんなに弱ってるんだよぉ、良いのかな、コレほっといて、んー?』 みたいな、なんか凄くねちっこい痛みで、 今はちょっと忙しくていけてませんが、 来週、イベントが終わったら病院に行こうと思っております。 それこそ、友人ガバチョ君の言うとおり、 一回、胃カメラ飲んでみてもらった方が良いのかも。 セッちゃんが心配してくれるとおり、 とんでもない病気だったらどうするんだよ、という感じだけど、 まぁ、別にどうもしないよなぁ。 そん時はそん時でしょう。 治るように、精一杯努力します。 まぁそんなわけで、原因は色々考えられるけれども、 (そして、僕自身、そういうことにあんまり強くないと言うのはあるけれども) とりあえず、やばそうな状況は切り抜けたので良しとしよう。 禁酒、そしてお粥生活。 うーむ、そろそろビール飲みたいぞ。 (2/2までは無理)

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新年の抱負…

生意気にも、そんなものを書こうと思ったんですけれどもね。 さし当たって思いつくことと言えば、 夢に近い目標か、もの凄く目と鼻の先で焦り気味なことか、 どっちかになっちゃうんですよね。 まぁ、それをナニしてもアレなので、止めておきますが、 決意表明としてですね、 趣味のうちのどれか一つでブレイクスルーしたいと思ってます。 いろいろ好きなことはあるけれど、 本気でやってることって無いような気がしてるのね。 所詮、時間が無くなったら止めちゃうよ、みたいな。 そんなの、嫌だなぁと思って。 例えば、写真で評価されることを目指すとか、 自転車で一人で一通りのメンテナンスできて、旅行中路上でトラブっても、 汗拭ってため息一つくらいで済ませられるようになるとか、 DJで客の入る、楽しめるイベントを作るとか、 年内に、書籍を一冊出版するとか、 どっかの会社からヘッドハンティングされるとか(仕事も趣味か) そう、何か、っすよ。 なんとなく、今なら、何でも始められるような気がしてるんだよね。 いろんな意味で。 今の自分は、やっぱり何か中途半端だな、と思うことが多いから。 去年は比較的、受動的な一年だったから、 今年は何か、能動的に行動して、状況の変化にコミット(オトナ語)していきたい、 と思っております。 さしあたっては! …ADAMのフライヤーとミーティングの調整かな… (結局、目と鼻の先)

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謹賀新年 2006

皆様、新年明けましておめでとうございます。 旧年中は、本当に多くの人に助けて頂き、感謝の言葉もありません。 本年もまた、多くのことで ご協力をお願いすることもあるかと思いますが、 引き続き、力を貸していただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。 …というわけで、 アケオメ━━━━━━(≧∀≦)ノ━━━━━━ !!!!! (超テンションたけぇ) いや昨日は楽しかったっす。 ウェラーズのDJは正直、めためたでしたけど。飲み過ぎでした。 みなさんすみません。 ウェラーズで一番覚えてるのは、ブースでの苦闘と、 トイレです(笑) それにしても、0時10分前に、カウンターに並んだ、 14個のテキーラショット(笑) あれは、メトロ的にも大層邪魔だったろうなぁと、思うんですけれども、 気の合う仲間と、今年も祝杯を挙げられたことが、マジで、嬉しい。 特に去年は実家に呼び戻されて、できなかったからね。 さて、また今年も、 いろいろあるんやろね。 楽しみです。

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特別企画:2005年、プライベートを振り返る。

『書き納め』と書いておきながら…振り返るなら年内にやっておかねばな… ということで、『特別企画:2005年を振り返る。』 あんまりこういうことはやらないんですが、 2004年に引き続いて今年もやけに長?く感じたので、 さて、何が起きたんだろうなぁ…と。 幸い、手がかりはたくさんあるので、 仕事のこと、プライベートのこと、その他色々と、 まとめてみようと思います。 なお、文体的に非常に内輪ネタになる可能性がありますが、 その辺は適当に回避してくださいませ。 (書いてみないとわからない) また、敬称および、(当時)などの説明は出来る限り省きます。 では。いきますか。

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本年の書き納め。

長かったか、短かったか、 なんてことは、もうよく分からない きっと、もう、どうでもいいことなんだろう 書いた文章は、いつかのアーカイブに仕舞ってしまった。 本年はこれにて、MUTTERは、書き納め。 みなさま、2006年もよろしくお願いいたします。 良いお年を。 is/Nobody -- NOBODY:PLACE

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iPod購入に関する苦悩(未解決)

以前より、僕には移動中に音楽を聞く習慣がないから、 iPodを必要とはしていない、 と言うようなことを書いているのだけど。 正直に言うと、移動中の選択肢として、音楽があっても良いとは思う。 事実、5年くらいまでは、自転車に乗って爆音で音楽を聞いていたのだ。 (通り過ぎてしまうから歩行者ほど嫌な目で見られなくて済むし) ただ、移動中に音楽がなかった5年間が、 暇を持てあましていたか、と言うと案外そうでもない。 音楽に向かう意識を、周囲に向けていたと言っても良いかも。 音楽がリラックス効果を生むように、 待ちの様々な変化を感じ取ることもまた、同じような効果を生む。 ただ歩いてるだけじゃ、単なるコンクリートの街だけどね。 そんなわけで、iPodを購入することに関しては、 財政的な問題だけではなくて、 それを導入することによって、 何かを失うことに対する恐れ…みたいなことがあって、 なかなか決心できない。 会社へ向かう行き帰りに、お気に入りの音楽(または落語)を聞きながら歩けたら、 それはそれで、きっと楽しくなるだろうとは思うのだけど… たぶん、自分で気がつかないままに、失うだろうってのが嫌で。 『人によって多少は違うかもしれないけど、結局みんな変わらない毎日でしょ』 なんてことを友達が口にしていたけど、 それはどうかな。 僕は、何も新しいものを感じない日はないけどね。 昨日がどうであったかを見てないと、 今日がどうなっているかも分からないだろうし… 悩んでないで、さくっと買ってしまえばいいのかな。 うーん。

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Calendar2006

こう年も押し迫ってきますと考えるのは、今年のこと、そして来年のことですよね。 まぁ人によっては、今までのこと、とか、今後のこととかまで拡大しちゃって 収拾の付かないお酒になってしまったりするかもしれませんが。 それでですね、 来年のことを考えて頭によぎるもののひとつが、カレンダーですね。 僕は、2004年、2005年と、 『水曜どうでしょう』卓上カレンダーを愛用しておりましてね。 今も、僕の司会の片隅には、 胸をはだけた大泉さんの横で、 いいじゃないか運動真っ盛りなミスターが入っていたりするわけです。 2006年はどうしようか… そう思ったときに、僕は一つの決断をしましてね。 『もう、どうでしょうカレンダーは飽きた、他のものにしよう』 だから、ロッピーでの予約もしませんでした。 まぁ、今年は良いか、と。 代わりに、僕が選んだのは、ほぼ日の、SayHello!カレンダー。 ホワイトボードで書いて消せる!と言うのがウリなんだけど、 あいにく僕はカレンダーで予定を管理しないので、 (すべて、携帯のスケジュールに突っ込む…人と共有しないからだと思う) それはそれとして…やっぱり、写真が可愛い! そんなわけで、家で使う用と、職場で使う用と、二つ注文したのでした。 で、実際に家に置いてみる。 カレンダーって、こう…月ごとに、どんな写真があるのかな? と思って楽しみにしてるってことありませんか? 実家の母親は、ある月の写真があまりに気に入ってしまって、 その年、トイレのカレンダーは、その月で止まったことがありました。 そういう意味で、SayHello!カレンダーは、犬好きの方には持ってこいですね。 自分の愛犬の写真がベストなのは言うまでもないんですが… そうでなくても、ホッとする部分てのはあります。 携帯でいちいち確認するような無粋なカレンダー生活ともおさらばです。 職場でも、犬に癒されて仕事をしよう! …そう思った、翌々週、HTBオンラインショップで、 卓上カレンダー単品を買ってしまった… やはり、戦場には漢のカレンダーなのか。 今年も、職場では視界の片隅に、ミスターがいるのか。 ていうか、もう一個のSayHello!カレンダー、どうしようかなぁ。

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殺人とは何なのだろう。

手塚治虫『火の鳥』の中の1エピソードが、不意に頭によぎって、 殺人とは、一体全体何なのだろう、と考え込んでしまった。 殺人のどの部分が罪で、それはなぜ、他の生物を殺すこと、 例えば蚊を叩いて殺すことと、区別されているのだろうか、と。 誤読を防ぐためにあらかじめ言っておくと、 何も殺人を許容しようとしているわけではない。 刑法その他の法律に疑問を呈しているわけでもない。 ただ、それはなぜ、禁忌とされているんだろう、 他の生物と人間とを区別しているのはなぜなのだろう、と思った。 その『火の鳥』のエピソードとは、こうだ。 食糧不足や種の絶滅などの問題を解決するために 各国でクローン技術が研究されていたが、完全なクローンは生み出せていなかった。 ただ、ペルーの奥地、インカ帝国の末裔と呼ばれる人々が取り組んでいた研究だけは、 完全なクローンを作り出すことに成功していた。 日本人の実業家が、その技術を買うべく出掛けるのだが、無碍に断られ、 挙げ句の果てに、火の鳥の化身の手によって、自らがクローンになってしまう。 数年後、日本では、クローンを狩る番組がTVで放送されるようになり、 大きな話題を呼んでいた。 そのTV局の社長の言い分は、 『目が一つ無いとか、指が2本多いとか、人間と違う特徴があれば良いんだ、 人間じゃないのなら、殺人にはならないよ』 まさに詭弁ではあるが、反論もなかなか難しい。 そう考えると、『人を殺すことは罪』…小さな刑罰を割愛して極端に言うと、 『人を殺すことのみが罪』とする人間の倫理観は、 嫌悪感や種の危機感以外に、 何の理由もない、意外と自分勝手な考え方なんじゃないか、と思ったのだ。 隣人を愛せよ、はイエス・キリストの言葉だが、 キリスト教は、主に人間の平等を説いている。 でも、仏教では、すべての生命の平等を説くこともある。 人間だけが生きているわけではないし、死ねばミジンコも人と同じなのだ。 宗教を持ち出すとややこしくなるが、 つまりは、蚊を殺すことさえも、本来は罪であるべきことで、 殺人が悪いこととされるのは、純粋には、 それが罪であるからではないような気がする。 ふと思って、5分程度巡らしただけなので、 何の論拠も、むしろ何の結論もないのだけれども、 そんなことを感じた。

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考えるべきことが多すぎて。

考えるべきことが多すぎて、 ときどき、『どうしたらいいのだろう?』という焦りすら感じる。 ここで敢えて列挙することはしないけれども、 どれもが、時間を掛けてじっくりと検討しなくてはいけないことで、 少なくとも、1日1時間とか、 思索を巡らしたいような、そんなことだ。 でも、それをすると、僕の1日は30時間はないといけない。 テーマによって状況もそれぞれ異なり、 また必要とされる能力も異なる。 漠然とした不安が大きい物もあれば、 0から構築しなければいけないものあるし、 ぶっつけ本番で良いよね、と半ば諦めているようなこともある、 いずれにせよ、優先順位はそれなりに付いてはいるけれど、 それはあくまで期日を加味した順位であって、 それぞれのテーマが、毎日時間を失っていることに違いはない。 自分一人で考えられることも多いから、 取り敢えずまとまった時間、1週間程度を、 周りの時間が止まった状態で欲しいけれども、 あいにくと、そう易々と時間は止まったりしないわけで。 やっぱり、どうしよう、、、と思っているわけです。

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