an odd [uneven] number

僕が嫌いなこと、文句を付けたいこと、それをいつもいつも見事に持ってくる あなたは、僕とはまったく相容れない性格の持ち主同士なんだろう、と、僕は、思う 例えばこの間言っていたようなことだって、僕はずっと疑問を呈してきたことだ、 冷静にきちんと考えてみればわかることで、 『自分』について、信用しているときも、信用してないときもある、というだけだ、 その日着ていく服やメイクやスタイルは例え誰かの受け売りだったとしても、 それを選択する自分を信じていなくては、なにひとつできやしない。 誰かにけちをつけられれば、信念を持って反論するだろう。 そもそも、 『私は何も信じていない』という自分の見つけだした自分を、 固く信じている自分がいる、その矛盾をどうするんだい? かといって自分を信じているという結論を導き出すのも性急だ、 あなたの言うとおりの理由で自分を、他人を、信じていないときだってあるだろう。 そんなときだってある、 何にでも答えを出して、ゴミ箱や引き出しにしまいだがるのは、あなたの悪い癖だ。 そうじゃないと安心できない、その心情はわかる気がする、 だけど、世の中は、中途半端なものが中途半端に集まってできているのだ。 デジタルな僕が言うのもおかしいけど、 現実は、割り切れない。 物理の世界だって、一見割り切れていても、 原子と電子、その間を埋めるもの、それを構成するもの、その要素を埋めるもの、 たぶん、永久に続いていく。 逆に言えば、その柔軟さが、現実を作り上げている。 私は信じない、のではなくて、私は信じないことが多い、でいいじゃないか、 もっといえば、あの人は信じられない、あの人はちょっと信じられる、 信じるって何だろう?、信じないこともある、 そんな言葉遣いや、考え方ではダメか? どんなに短い直線を連ねても、真円は描けない。 たまには、そういうことも、考えてみるべきだ。

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ぼく、思うのだけど

やっぱり、ぼく、思うのだけど、 きみたちが言ってたこと、あれ、間違ってると思うんだけど。 はっきりつかんだわけじゃないけど、 ぼくっていつも、ずっと、そうだったから、 そんなことを言い出されたとき、少し嬉しくも疑ってたんだけど、 でもやっぱり、気のせいじゃないかな。 そう思う。 はっきりしたことは、またこんど、近いうちに話せると思うよ。 それまでにまとめておくから。 おっ、メールだ。 ほらね……勘違いだと…思うけどなぁ。自信ないや。 っていうかね。そんなことどうでもいいわけで。 また楽しい酒を飲もう。ぜひ。 んじゃね。

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大切

楽しいお酒だった。久し振りだ。 楽しいお酒は何もストレスになることがない 朝、ハッと起きて、憂鬱になることもない 疲れることはない 例え明日がまたしんどい1週間の始まりだとしても、 取り敢えずやっていこう、 という気にさせてくれる。 そんな時間。 大切にしたい。 いまの、ぼくの、すべて。

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taste good.

美味しいものを食べていたい。 別に、高価なものを望むわけではないのだけど、 例えば美味しいものを食べられたら、それが原因でぽっくり逝っても別にいいや、 とさえも思う(河豚とかね) 美味しいものを食べているときは、ほんっっとうに、幸せだ。 そういうわけで、美味しいものを食べるのが好きなんだけど、 実際の話、そうはいい舌をしてないんじゃないかと思う。 日常的に食べるもの、例えば食パンとか、お米とか、そういうものにはあんまりこだわりがない、 これが例えば、寿司とか、刺身とか、中華料理とか、焼肉とかになると、 悪いけど、美味いものは美味い、そんなに美味くないものは美味くない、とはっきり言わせてもらう。 きちんと美味しいものを知ってるし、妥協したくない。 だけど、そう、さっき上げたようなものに関しては、 美味いんだかどうなんだかよくわからない。正直言って。 いや、不味いのはわかるんだけどね。 或る一定以上はどれ食っても同じなんだよね。味音痴なのかな? いやーー日本が豊かすぎてまともに『不味い』ものってあまりないのかも (なんて日本のせいにしてみたりして(^-^;) まぁそれはともかく、美味しいものを食べていたい。 別に高価なものを望むわけでなくて、 鯵の開きだって別にいい(そもそも、寿司で一番好きなのは鯵だしね) 美味しいものを食べていたいし、よほどのことがない限り、 災害に巻き込まれるとか、一文無しになるとか、しない限り、 『ナニ食べても同じ』 とは思っていたくないなぁ。 あー 鯵食べたい。 美味い鯵は、ま、じ、で、うまいよ。 僕は、トロより好きだな。いや、ほんとに。

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おばちゃん

うちのマンションには毎朝掃除に来るおばちゃんがいて、 階段と各フロア/エントランスなどの掃除をしてくれている。 まぁ掃除のおばちゃんがそんなに目立っても仕方ないわけで、 普段は忘れてる。 だけど、8月、お盆ということで、 2,3日おばちゃんが来なかったときがあった、 そしたら普段はまったく気づかないことだけど、 階段が埃やらゴミやらで凄く汚くなってて、驚いた。 おばちゃんは偉大だ。 それ以来、おばちゃんに会ったら、なるべく挨拶するようにしてる。 『おはようございます。』 意外なのか、何も言ってくれんけども。

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xxx

終わる、 その瞬間、すっと正気に戻る、 ひたる『余韻』もない、 極めて淡泊に、そしてなんとなく、 なにしてるんだろう、という気になる だからと言って、したくなかったわけではない そのときは、したくて仕方なかったハズだ、 そのギャップに自分で驚く、 次はないかもしれない、とさえ思う、 でもまたいずれ、する、 全然理解できない、不思議なこと。

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noise.

ここ2,3日、周囲のどこかの部屋から、ものすごい音がする。 床を思いっきり叩くような音。 それが一定のリズムでしばらく続くのだ。 1日に不定期で2,3回。 僕はてっきり真上の部屋だと思っていて、今日、文句を言いに言ったのだが、 ドアを開けた瞬間に『何のことかわからない』という表情で出てきたので 違うのだとわかった、 いったい誰なんだろう? 気にしなければ気にならないんだが、 風呂場の雫と同じで一回気になると、気になってしかたない。 それに、とにかく、響く凄い音なのだ。 さっき、僕が勘違いしてた部屋の人が来て、その人は僕がこの部屋だと知らなかったらしく、 あ、間違えました、ごめんなさい、 と言ったあと(男だぜ、念のため) うるさいですねぇ。と言って別れた。 なかなか感じのいいヤツだった。ああいうタイプには文句を言いづらい。 (いや、もともと何の問題もないので、言う文句もないけど) どうでもいいけど、どこの部屋がうるさいのかわからない、のは、ホントに迷惑。 なんでうるさいのかくらいわかれば、 怒りというかいらつきもやり場があるってもんなんだけど。

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smokin’

ベランダとの境に立って、煙草に火を付ける 部屋の中には静かに鳴り続ける『FEVER』 外は、明け方のそら 部屋から外へあふれ出す暖かな空気に押されて 煙はずっと遠くへ 消えていく コードは進んでいく 煙草は燃えていく 僕は変わらない 部屋で独りキーを叩き ウォッカを飲み、煙草に火を付ける 『旅に出よう それぞれのステージ』 聞き飽きた、なにもかも また朝が来てしまう 僕には必要のない時間

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