自転車乗りの習慣。
自転車乗りながらのウォークマンは恐い。 気持ちいいのはよくわかるけど… 街中を音楽で聴覚遮りながら飛ばす気にはなれないなぁ… 飛ばすときは、MF並みに首振りして走るわけだけど、 そうやってよく見てると、街には怖いところがたくさんあるのがわかる。 多分、自分もそういう怖い行動してるんだろうけど、 自動車が気づいて避けたりとか、 逆に自転車がすんでの所で止まる、とか。 大抵、左折するときにこっちを無視してるドライバーが多いので、 ドライバーがどうするつもりなのか、僕はじっと顔を見てる。 すると、かなり無造作にあのデカイモノを動かしてる、 ドライバーの気持ちみたいのがよくわかる。 それできちんとこっちを見てくるような人はあんまりいないなぁ… 宅配便とか、そういうプロの人は違うけど。 タクシーの運転手は人によって違うし。 スピード出すからには、五感をとぎすませて、 出来うる限りの情報を集めて、危険を回避する、 それが僕のやり方。 路地を走るときも、店先、民家の玄関、駐車場、 十字路、信号、公園、学校… ありとあらゆる事態を想定した上で、飛ばす。 ちょうど、中継カメラのスイッチングのように、 全体を俯瞰で眺めながら、注意が必要な場所を、 瞬間瞬間でスイッチングして、チェックしていく。 疲れるでしょ?って思われそうだけど、これが結構楽しい。 それにそのくらいして、自信を持たないと、踏んでいけないから。 何も考えなくても安全…かもしれないけど、 やっぱりそれは運が悪くないだけだし。 いろんな場所を走った結果、身につけた習慣かなぁ…