孤独感の喪失。

僕らは孤独を失ってしまっているのではないだろうか? 現代人は孤独だ、とよく言われる。 一昔前の、家族や、地域の暖かさや、温もりが無く、 ただ、動いていく社会の中で一人生きているだけだ、 そんな印象が、頻繁に提示される。 だが、果たしてそうだろうか? 現実的な感覚で言えば、 僕らが、完全に孤独になってしまう場所、というのは、もうほとんどない。 山奥や、森林に分け入れば可能だが、身の回りにはない。 部屋で一人だったとしても、 そこにはテレビがあり、ラジオがあり、PCがあり、携帯電話がある。 常に何かに繋がれるし、自分と同種の生き物を確認できる。 どんな孤独でもすぐに紛らわせる。 僕らは孤独を失ってしまっているのではないだろうか? 驚くほど多くの人間が、自らの寂しさを主張するという事実も 暗にこのことを示唆しているのでは、と思う。 僕らは孤独を受け止めることを止めてしまい、 何かで穴埋めすることになれてしまった結果、 明確な孤独感というものを喪失し、 それを受け入れることが出来なくなっているのではないか。 僕は決して『常に独りでいい』なんて思わないし、そんなに強くもない。 でも、孤独は怖くないし、嫌いでもない、 独りでいるときの自分と、友達といるときの自分とは違うし、 独りでいるときの自分も嫌いじゃない、 孤独な時間を、孤独な時間として、受け止めたいと思う。 今、独りだからと言って全てを失ったわけではない。 ただ、少し、独りでいたいだけだ。

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MT4i T7 → 2.0b3

MTの携帯用プログラム、MT4iをバージョンアップ?してみた。 ハテナが付くのは、このプログラムには、オリジナル版と、改造版があり、 相互に機能を拡張、共有させながら発展してるプログラムだから。 このプログラムのオリジナル作者は太鉄さん。 (→talk to oneself 2) 改造版…というか機能拡張版を作っているのがTonkeyさん。 (→Tonkey Magic) 設置も簡単だし、中身もシンプルだし、本当にありがたい。 で、今回まだベータ版ながら、Tonkeyさんの機能拡張を取り入れた、 オリジナルver.2のβ3がリリースされていたので差し替えてみる。 まぁ、携帯で見ると、とにかく更新チェックって感じで、味はないんだけどねぇ… そりゃ仕方ないね。 それはもうどうしようもない問題なので置いておいて、このベータ版、 んー確かに前より使いやすくなってるかな? 設定変更なんかがコントロールパネル上から出来るんでわかりやすいし。 そんなに凝ったことやってない僕的には十分ぽ。 これで、携帯からも更新できるしね。 (TonekyVersionでも既に出来てたけど) それにしても面白いなぁ、と思うのは、このオープンソース具合。 このお二人は、特に共同開発というわけでもなく、 片方が機能を追加して、それをも片方も真似して、というのを繰り返して、 でも別のソフトウェアを作ってるんだよね。 GPL(General Public License)っていうらしいんだが、 簡単に言えば、フリーでソースプログラムを保護さえすれば、 自由に再配布、改変などを行って構いませんよ、ということなのだけど、 このソフトウェアの開発はその状況を超えてるような気が… どっちかっていうともうフリーウェアではなくて、オープンソースだもんね。 いっそのこと共同開発すればいいのに…とも思うけど まぁ、お互い忙しかったり好みがあったりで、 そういうわけにはいかないんでしょうね。 とりあえず、お二人に、感謝。

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日の出日の入りモジュール…

以前作った、日の出日の入り時刻計算用モジュール()なのだが、 やはり正確性に欠けるようだ… PHP版も作成してみたんだが、どこかの処理に問題があるようで、 例えば今日とかは問題なく正確に計算できるんだが、 春分の日?秋分の日の期間がどうも正しくない。 本来マイナスされるべきどこかが、プラスされているとか、そんな感じなんだろう。 もう一度、本片手に 設計し直すしかないなぁ…

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回復基調。

多分熱は下がってないが、多少回復基調…ベンザブロック【熱・のどの痛み】を購入して服用しつつ、仕事中。頭ぼーっとして考えられないが、しかしそれなりにプログラミングしつつ。にしても22時までこのまんまってのはしんどいなぁ…

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うう。

昨日はあまりのしんどさにイベントを早退して帰宅。熱下がらず。食って、寝ようとしたがほとんど眠れず。明け方には38℃近い。しかし、うちの会社、病気であっても当日欠勤は不許可なわけで、無理矢理にでも出勤せねばならん。なんちゅう不条理なルールだろう、と思うが。しょうがねぇな。 昼になって、37.1℃まで下がったけど、多分今日は早退です。夕方にはまた上がるだろうしね。

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ほうほうの体で帰宅。

今日はやばかった。訳の分からない障害が発生してそれが何か分からず、結局昨日のサーバ管理会社の作業が原因だと分かるまで数時間。それを回復させて元通りにするまで1時間。どうやら風邪引いたらしく熱っぽく、しかし気合いで。 へろへろになって帰宅、熱計ったら36.3℃。元々低いから若干高いが、まぁ特に問題なし。飯食ってレコード大急ぎで選んで。SWITCH-OVERやるようになってから、やっぱりきちんとレコード考えてセットアップするようになったわ。今日はコレは置いていこう、とか。コレは持っていこう、とか。当たり前なんだけどね。TOOEARLY初期にはなんだかもう、CD一辺倒だったり、ネタ切れで前の曲からコレは微妙だけど仕方がない、とかそんな感じだったからねぇ。来週は少しは成長した感じを見せられるかな?つっても30分しかないし、本気のハウスはやらないけどね。無理だもの。最低1時間は欲しいよ…TOOEARLYでは、Rockin’ Dance Music!!ということで! さ、Weller’sにむかわねばー

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記事『京大のミスコンめぐり混乱』に見る京大らしさとは?

以下の記事を参照していただきたい。 (Yahoo!Japanより抜粋 → 元記事

京大のミスコンめぐり混乱 賛成派と反対派、議論は平行線 京都大の学園祭で21日に開催が計画されている「ミス&ミスター京大コンテスト」をめぐり、学内で混乱が起きている。主催の学生グループに対し、反対する学生団体がジェンダー(社会的性差)やスポンサーの問題などを指摘し中止を要求。公開で話し合ったが物別れに終わった。京大は伝統的にミスコン批判が強いだけに、「京大初」という企画の行方に注目が集まっている。 コンテストは「第46回11月祭」の企画の一つ。1、2年生有志による実行委が、学園祭を盛り上げ「京大のイメージを良い方向に押し上げたい」と企画した。10月から募集を始め、男女5人ずつの候補者が決まった。当日は男女ペアのゲームやウエディングドレス姿で審査し、投票で初代のミスター京大、ミス京大各1人を決める。 これに対し、文学部や農学部の自治会を中心とする学生たちが反発し、メールなどで反対意見を出した。10日夜には公開の協議が開かれ、学生約50人が参加、双方の代表が約5時間にわたって議論したが平行線だった。 反対する学生は、性の商品化、スポンサー介入による商業主義などを問題視。女性候補者だけがある男性誌に掲載されたことを追及した。一方、主催側は、「容姿だけで選ぶのではない、企画規模からスポンサーは必要」といい、雑誌掲載については「企画の認知度を上げるため」とする。 近年では2002年に神戸大・六甲祭のミスコンが、反対で中止になった。「反対意見には分かる部分もあり、何とか妥協点を見いだして開催したい」と主催側。11月祭事務局は「板挟みで困っているが、民主的な解決を探りたい」という。
くだらねぇ…でも最近レベルも上がってるから見てみたい気もするなぁ、 その辺が個人的な感想だが、 ここでは、ことの善し悪しではなく…京大らしい意見とはなにか? それは、以下の通りである。 (同じく抜粋)
評論家・森毅さん(京大名誉教授)の話 早くも前夜祭が始まった感じやね。どっちにしても盛り上がってええんやないの。祭りの原則は盛り上げることと、今まで考えなかったことをやること。賛成派も反対派も既成概念を打ち破って新しいものを生むきっかけにしてほしいね。
素晴らしい。これこそが、まさに基礎たる精神ではないだろうか。 議論とやらに僕は参加してないので詳細は知らないが(てかもう京大生でもないし) どこかで聞いた話を付け焼き刃的に繰り返すような議論では 京大も地に落ちたというところかな。 こういう俯瞰的、そしてあらゆるものを面白がるような、 そんな姿勢をみたいね。

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