哲学。

最近、少し学問としての哲学に興味を持ちつつある。 昔は、当たり前のことをぐだぐだと考え続ける、 そんな下らない人々、というような印象があった(極端に言えば)。 でも、少し見てみると、確かにそうなんだけど、 感覚のまま、よく分からないことをなんとか、言葉にし、もしくは感じ、 何とか形にしていこうという姿があった。 言ってることは、共感できる部分も在れば、未知の部分もあるけど、 少なくとも、一般にとらえられているような、 半ば占いと混同されてしまうような、『分からないことを説明する』学問ではなく、 きちんと、体系に基づいた、『科学的』な学問なのだ、と実感した。 正直に言うと、どこから手を付けたらいいのか皆目分からないけど、 多分、2005年前半のテーマはそこら当たりになるんじゃないかと思う。 そういえば、哲学をかじった人の発言で鼻につく言い回しがある、 『誰々はこう言ってるよ、』 と、あたかも自分の思想のように先人の言を披露し、 相手が知らなければ蔑み、優越感に浸る、 そういう、半ば『内輪でしか通用しない言葉の振り回し』感が、 哲学というモノにはついて回ると思う。 はっきり言って尊敬できない部分だが、 学問としての歴史を考えると、それも無理もないかな、と思う。 哲学は、明らかに一人の哲学者で完結するものではなく、 物理学のように厳然たる真理があるわけでもなく、 先人の閃きにヒントを得て、自分なりの言葉を紡いでいく、 そういう学問であり、 既に誰かが通ってきた道に関しては、 その言葉を引用することでルートを省略し、 違う視点を切り開く、そういう学問なのだろうと思う。 逆に言えば、自分の興味を引かなければ、 どんなに偉大とされる哲学者も、自分とは無関係、そういう世界な気がする。 でなければ、先人が一生かけて紡いだ思想を、 同じ人間が消化できるわけないもんね。 いろんな人の思想をのぞき込んで、自分に合う何かを探したいと思う。

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20時半帰宅。

仕事は普通にこなす。年末年始のセールやら何夜らで作業がいろいろあって忙しいが、まぁ何とかなるだろう。仕事後、思い立って、明治屋へ。レッドカレーペーストと、ココナツミルクを購入。フレスコで肉と野菜を買って、夕飯はタイカレー。久々だが…非常に美味くできた。そして辛い!口がひりひりする(笑)でもこの辛さがエネルギーを生むよなぁ…ビールも一本飲んでいい気分。明日は休みだし、今日はゆっくりしよう。

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SCHEDULE::2004-2005

ずっと書こう書こうと思って忘れてましたが… 今年は、もの凄く久しぶりに、年越しを実家で過ごします。 1999年のカウントダウン以来かな?5年ぶりだ…今、年を感じた(笑) 例年通り、京都でバカ騒ぎして新しい年を迎える方が僕もいいんだけど、 今年はね、色々あったし、帰ろうかな、と。 決してそうしろと強制されたわけじゃないけど。自発的に。 そういうわけで、年内京都にいるのは12/30まで。 1/3 には帰ってくる予定です。 カウントダウンでは会えませんが (というわけで今年は俺のシャンパン→テキーラ全おごりはありませんよ) 皆様、良いお年を。 来年もひとつよろしく。

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X-Dangerous

街は今日一杯はクリスマス一色である。 カップルやらサンタやらが街に溢れ、必要以上にクリスマスをあおる。 すごーく薄っぺらい感じが満ちあふれてるんだが、日本人は特に気にしないし、 本当に祭りが好きな人々なんだなぁ、と思う。 ラテン系みたいに表立ってはしゃいだりはしないけど。 ところで、そんなクリスマス感一杯の街なんだが、 ある意味で非常な『危険地帯』と化している。 こうして、仕事の休憩なんかに、タバコ吸いながら道行く人々を眺めてると、 男も女も明らかに表情が違う。 明らかに気合いが入りまくっている感じがある。 や、それはそれでいいんだけど、一年に一回しかないんだし、 ただ、どう言ったらいいのかなぁ…普段の週末と比べると、 『いつもはやらないけどクリスマスだから』的ノリデート、 『付き合って今日が初めてのデート』的テンションや、 『これをきっかけに何とかするぞ』的気合い、 そういう度合いが凄く高い。 こう言うときのカップルというのは非常に危険なのである。 『女といるときの男』というのは必要以上に気を遣う。 気持ちも分かるから面子を潰しちゃならんと思うし、 いざ潰してしまうと、通常の50%増しくらいで切れる。 女の子が冷静に対処してくれればいいけど、 大した女と付き合ってない男に限ってタチが悪い。 緊張してピリピリしてはるからねぇ…ちょっとしたことでいざこざになりかねん。 焼肉屋でK-1の結果を耳にしたくらいで(爆笑) これは島田と焼肉食ってるときに絡んできた、アホ丸出しなどっかのバカ男のことだが。 まぁ、そういうこと考えながら見てると結構面白いわけです。 なんだろう、これって結構クリスマス特有のことかもしれないな。 バレンタインデーは似たような感じだけどもう少し、『とりあえず感』が薄いような気がするし、 初詣はあんまりそういう緊張感は感じないし。 ま、うっとおしいし、はよ終われ、ってことで。

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おはようございます…

眠い。結局昨日はわがまま屋に飲みに行って(withみづき、カタヤマ、まさゆき)。シャンパン飲んで、ケーキ食べて。メトロに行こうかなーとも一瞬思ったが特にそういうこともなく、いつも通り飲んで。眠る。タダちょっと疲れてたし、今日仕事だったんでそこまでは飲めず眠くなって寝ちゃったけど。そんな感じのクリスマスイブでした。 今日も寒いなぁ…昨日よりは雲も薄いから気温は上がってくると思うけど。京都、天気曇り、気温7.3℃。

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クリスマスですなぁ。

とは言っても別に予定はないんですけど。 昨日はPeaceに行こうかな、とも思ってたんだけど、色々考え合わせた結果、残念ながら行く気が失せたので止め。哲学系の本(ていうかマンガだけど)を読みつつ3時就寝。朝はなかなか起きられず(当たり前だ)、9時半起床。顔洗って珈琲飲んで出勤。気温5.7℃、天気曇り、若干雨もぱらつく。

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マウスジェスチャー

マウスジェスチャーが手放せなくなって久しい。が、Donutの使用歴から考えると、 本格的に使うようになったのはごく最近のことだ。 slashdottristanさんて方が書いてるとおり、

マウスジェスチャーを知ったとき、僕も最初は、 「便利そうだけれど、用は足りてるからなくてもいい」 と思った。でも、使い始めたら手放せない。
そう、僕も思った。 別に戻るは戻るボタン、進は進むボタン、閉じるは閉じるボタン…あるからいいじゃん。 でも、ふとした拍子に使い始めたら…これが手放せない。 何が違うって、『マウスを所定の位置へ移動させる』という、手間が省ける。 これが思いの外大きい。 例えば『ページを戻る』ために、『思考→視認→動作』とあったのが、『思考→動作』に減る。 以外とバカにならない。 最近は、DonutとFireFoxを6:4くらいで使っているのだけど、 当然のようにFireFoxにも導入している。 (拡張機能プラグイン『All-in-One Gestures』) で。こうなってくると、ウェブブラウジングだけではなくて、 デスクトップ上でもマウス1つで作業できたらいいなぁ…と思ってしまう。 そりゃ、複雑な作業を割り当てるのは現実的ではない(覚えきれない)けど、 よく使う作業であれば、マウス1つでやってしまうと助かる。 探してみた。
マウ筋(まうすじ) マウスジェスチャーにより任意の命令を実行することができます。
おお。これだこれだ。 制作者はピロさん(ピロ製作所)。 デスクトップ上の様々な作業にマウスジェスチャーを割り当てられるほか、 任意のプログラムを選んで、最高30回までの命令を設定できる。うむ。 早速ダウンロードしてみる。 …よくできてる。できてるが、それゆえに複雑で設定がわかりにくい(汗) 一応ヘルプファイルも付いてるけど、 基礎設定に関しては、『マウ筋など便利なソフトを紹介』というページの方がわかりやすいかも。 あんまり複雑な命令は思いつかなかったので、 とりあえず、『戻る』(Alt + Right)を右クリックを押しながら左、 『進む』(Alt + Left)を右クリックを押しながら右、に割り当ててみる。 ほんの、少しのことなんだけど…もの凄く便利。 前述のtristanさんは、文章の最後を、
しかし、カスタマイズされ過ぎた環境に慣れるのはいいことではないし、 右クリックはいろいろ使うから、アプリによっては不都合がある。 マウスの親指の部分にボタンを一つ増やして、操作方法が 標準化されるようになるのが望ましいと思う。
と結んでいる。 確かに、どこに行っても自分専用の環境があるわけではないし、 柔軟さを失うのはあんまりいい傾向ではないかもしれない。 でもだからといって、3ボタンだ、5だ、8だと、ひたすら増やしていく方向で良いんだろうか… 機能が増える毎にハードウェア的に対応していくのは、 システムデザインとしてはその場しのぎに過ぎないような。気がする。 何はともあれ、マウ筋、オススメ。 レジストリを使わないらしいので、気になる方はちょっとお試しを。 ピロ製作所 http://www.piro.cc/

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