なんとなく、落ち。
よくわからない。 殻に入っているのとは違うのだ、 僕の殻は半分だけ、 そう見える人もいれば、 ちっともそうは見えない人もいるだろう。 僕の顔が見える人はそうは見えないかもしれない。 なんとなく落ち込んで、 ぼーっと、部屋でたばこを吸いながらこれを書いている。 何かで悩んでいるわけではなく なんとなく、前向きになれない。 疲れているだけかもしれない。 風呂に入るつもりだったから、 ほとんど何も着ていないが、 別に誰が見てるわけでもないし、構わないだろう。 堂本光一の気持ちもちょっとわかる。 汗ばむ体に服は少しうっとおしい。 体なんて別にいらない。 別に、寝たいとは思わないけど、 誰か一緒に遊んでくれる女の子が欲しい、 と、ぼんやり考える。 最近、メトロに1人で行っても別に楽しくはない。 気ばかりつかう。 別に、元気がないわけではないのだ。 悪いことがあったわけじゃないから。 ただ、なんとなく、ぼんやりしている。 明るく振る舞わずに、このままで会える誰か、 と、会いたいな、と思う、 昔々、ずっと昔、 好きだった女の子が思い浮かぶ、 今どこにいるかも知らない。