RSSリーダー「Tiny Tiny RSS」を導入【#np2020】

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「RSSリーダー」なんてもう絶滅危惧種なのかも知れませんが、確実に更新情報を得たい特定のブログやニュースサイトがある場合、やっぱり今でも必要だと思うんですよね、個人的には。Facebookの更新情報は並びが恣意的すぎて信用できないし、Twitterは埋もれるし。昔に比べるとRSSリーダーを見る機会はかなり減ったけれど、十分に有用だと思います。

で、今現在は、サイドフィード株式会社がかつて開発していたRSSリーダー「フレッシュリーダー」を利用しているんですが、開発が終了して9年半が経過していてセキュリティ的に不安があるし、もしソースが公開されていれば何かあったとき自分で直すことが出来ますが、フレッシュリーダーはソースが公開されていないのでそれも出来ない。長い間葛藤はあったんですけど、サーバ環境を一新するにあたってRSSリーダーも更新することにしました。使い勝手は少し変わるかも知れないけれど、まあ仕方ない。


選ぶ条件は以下の通り。

  • ソースコードが公開されている(OSSだとなおよし)
  • PHPベースのサーバインストール型
  • 複数ユーザーで使える
  • 日本語で利用可能


これが意外に候補が無くて、最終的になんとか「Tiny Tiny RSS」が見つかってこれに決めました。

Tiny Tiny RSS

要件の全てを満たしている上に、gitコマンドだけでインストール出来て設定も楽そうだったので。



事前に必要な準備

  • PHP5.6以上が動くサーバ
  • PostgreSQL、MySQL、MariaDBのいずれか


インストール方法

  1. 適当なディレクトリで git clone でソースを取得(結構時間が掛かります)
  2. 配置したいディレクトリにコピーまたは移動
  3. アクセスしてDB情報を設定
  4. ユーザー名とパスワードを設定


説明

  • インストール方法をググると「設定ファイルを更新する」と書かれていることが多いのですが、現バージョンでは全て設定ページで完了します。書き換えてファイルをアップロードみたいなことをする必要がありません。超簡単。
  • 配置したい場所に直接 git clone しても大丈夫だとは思いますが、僕の場合なぜか途中でエラーが出たので、ホームディレクトリに一旦 git clone してから移動させました。


感想

  • とりあえずローカルで立てたサーバに入れて仮運用していますがいい感じです。
  • 使用感はGoogleリーダーに似てます。フレッシュリーダーとはかなり違うので最初は違和感がありましたが、直に慣れるでしょう。
  • データの更新は、cronなどで実行するほかアクセス時にも行われます。毎日電源を落とすPCのローカルサーバでも、アクセス時にはデータが更新されるので、自分だけが使うならローカルの仮想サーバ上で運用してもいいかも知れません。