初めての確定申告をしてみた(申告書作成編)

確定申告に来た人のイラスト
社会に出てからこの方ずっとサラリーマンで副収入もなく「確定申告」というものにはとんと縁が無かったのですけれど(父親は自営業なので青色申告してましたが)、ひょんなことから会社を辞めることになったその年度末ということで確定申告をする必要が出てきました。


当初は、この辺の規定を読んで「確定申告する必要は無いかな(面倒だし)」と思っていたのですけど(強調は僕)、

【確定申告・還付申告】|確定申告期に多いお問い合わせ事項Q&A|国税庁

ロ 給与を1か所から受けていて、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)の合計額が20万円を超える

ハ 給与を2か所以上から受けていて、年末調整をされなかった給与の収入金額と、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)との合計額が20万円を超える

※ 給与所得の収入金額の合計額から、所得控除の合計額(雑損控除、医療費控除、寄附金控除及び基礎控除を除く)を差し引いた残りの金額が150万円以下で、さらに各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)の合計額が20万円以下の方は、申告は不要です。



まず初歩的な勘違いとして、これが解ってなかった。

  • 確定申告は1月から12月までの収入等について行う

年度毎だと思ってました……休職したの5月の頭だからほとんど収入ないよね?いやいや、年度毎だったら2月3月の分どうすんのよ。あほか。というわけなので、普通にする必要があるよね。あと、

  • 「いやでも大してメリット無いんじゃないの?」→「源泉徴収の還付金、かなりバカにならない」

と言うこともあって、いやあ、やらなきゃダメだなと。


事業主でもないし収入構造が複雑なわけじゃないし経費で落としたいものがたくさんあるわけでもないし収入少ないし、思いついたらやってしまおうということでやってみました。レッツ確定申告。



基本的な流れ

基本的な流れはここを参考にしました。

会社を辞めた人の確定申告 [確定申告] All About

ざっくり言うと、

退職後にもらった「源泉徴収票」を参考にして国税庁のサイトで「申告書」(PDF)を作成してプリントアウトすれば終わり

簡単ですね。e-Taxしてる人なら提出まで出来ちゃうらしいです。また医療費の領収書などをきちんと保管しているのであれば、それを集計して医療費として計上することも出来ます。10万円以下でも多少良いことがありそうです。


なお、上のサイトでは「申告書Aが必要」と書いてあるのですが、実際には退職した人が年末調整していない源泉徴収票を元に確定申告を行う場合には「申告書B」が必要なようです。詳しくは国税庁のサイトで。


準備するもの

人によっていろいろでしょうが僕は、

  • 源泉徴収票
  • 医療費の領収書
  • 生命保険、火災保険などの証明書

で書類は全部です。


国税庁の「確定申告書等作成コーナー」

こちらから。

【確定申告書等作成コーナー】-TOP-画面

初めての場合はこっちも読んどくと良いかも。

初めて確定申告される方へ:平成25年分 確定申告特集

あとは「作成開始」を押して、画面に従って入力していくだけ。医療費の集計が面倒でしたが、全体的には公共のシステムの割にやるやんと思いました。いや、打ち込む要素がたくさんある人(特に事業主の人)にとっては冗談じゃねえよという話かも知れませんが、そういう人は専用のソフトを使っていると思うので。

青色申告_やよいの青色申告 14 | 青色申告ソフトなら弥生
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所要時間は1時間くらい

まあ受理されたわけじゃないんで不備が本当にないかは自信ありませんけど、1時間くらいで見たことある書類が出来上がり、「提出すべき書類」に書かれた書類もすべてそろい、提出すべき税務署はうちのすぐ側で、なんだ思ったより簡単なんじゃん。

そのうち、簡単じゃない申告も出来るようにならないといけないのかも知れませんけどね……まあそのときはプロの人に相談しましょう。はい。



じゃ、今週末にでも税務署に書類を持っていくことにします。