走ってみて感じた特徴
とにかく軽い
「CLIFTON 8」の250gだって決して重いわけではないんですけど、210gの「RINCON 3」は走り出した瞬間それと解るレベルで軽い。自転車なんかだと円運動の最遠部に当たるペダルの重さが走行に大きな影響を与えるなんて言いますけど、ランニングにおけるシューズの重さも同じ意味があるのかも知れません。片足40gの差は結構大きく、「CLIFTON 8」に比べて足を前に出しやすい感覚がありました。結果的に自分が感じているペースよりも20秒/kmほど早いペースになっていて、シンプルにスピードが出るという印象。底面は薄い
いわゆる(昔の)レース用のシューズに比べれば十分に厚底と言える設計だろうとは思うんですけど、底面のサポートを重視していた「CLIFTON 8」に比べればやはり底面が薄いのは否めない。それが軽量化に繋がりスピードに繋がっているわけなので良いことではあるのですけど、「CLIFTON 8」の厚底に頼った叩きつける感じの走り方をしていた自分にとっては「衝撃が増えたかな」という感じがありました。意識して走り方を変えて、上下動を抑えて前へ足を送るようなイメージで走ると衝撃は感じなくなったので、その辺りは自分の癖かも知れません。長い距離を走った場合にはあまり使っていなかった筋肉の疲労というかたちで影響が出てくるのかも知れませんが、15kmぐらいでは特に影響が出ることなくむしろ走りが効率化された感じ?先日ランニングデータを分析した記事(Garmin「Running Dynamics Pod」を使ってランニングに関する各種情報を取得してみた)で、上下動の低減が課題というようなことを書いたのですけど、「RINCON 3」に対応する中で否応なくそれを実施する必要が生じ、結果「CLIFTON 8」を履いて走ったときでも数値はかなり改善されました。
サイズは「CLIFTON 8」と同じでぴったりサイズ
既に先行して「CLIFTON 8」を買って使用していてかなり足にフィットすると言うことはわかっていたので、それと同じサイズの「RINCON 3」を購入してみたところ大正解。デフォルトのインソールだと若干足甲にゆとりが出来るかなという感じがありますが、愛用のインソールを入れたらジャストサイズ。同じメーカーなら違うモデルでもフィット感は維持して欲しいし、モデルが代替わりしたからといって変えて欲しくない。そういう意味ではもうこの時点で「合格」です。もし1回でもHOKA ONEONEのシューズを履いたことがあるのであれば、サイズに関してはたぶん大丈夫。まとめ
今のところ15km以上の距離を走るときは「CLIFTON 8」、それ未満の距離を走るときでタイムを求めるときは「RINCON 3」という使い分けをしていこうかなと考えているのですけど、「CLIFTON 8」も走行距離が800kmを超えましてそろそろ底面がすり減ってきました。結構な額のお金を出して購入しているのに最長でも4か月程度しか持たないのどうなのよと思いますけど、逆に言えば「月4,000円のサブスクリプション」でランニングシューズを使っていると考えることも出来ますし、中級者以上のランナーにとっては避けることの出来ない出費なのかなと思ってもいます。「CLIFTON 8」に関しては今使っているモデルがすり減って危なくなってきたときにはまたリピートしようと思っていますし、しばらくは「CLIFTON 8」と「RINCON 3」という体制で行こうかなと思っています。「RINCON 3」に慣れて来たらそれでハーフの自己記録更新にもトライしたいですし楽しみですね。
なんかもうすっかりHOKAファンになっているような気がします。だって走りやすいんだもん。