「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2020年8月のデータを掲載)

国会議事堂
内閣支持率のグラフを更新しました。



使用データ

NHK世論調査 内閣支持率 | NHK選挙WEB



内閣支持率



43 → 39 → 37 → 36 → 36 → 34


相変わらず支持率低下が下げ止まりませんで、ついに30%台前半に突入です。そりゃあね、政府の人たちはそれぞれに頑張ってなにがしかやってくれているんだろうとは思いますが、PRされる政策がことごとく国民をガッカリさせるものばかりで、いよいよ政策立案の中心にいる人たち(首相補佐官とか)の賞味期限が切れ、安倍内閣ごとゴミ箱に捨てる時期が来たのかなあという感じです。

まず大多数の国民に夢を見させてから、一部の国民(観光業界とか)をサポートするみたいにやれば良い意味で国民を「騙せる」と思うんですけど、日本政府って昔からそういう手順を惜しむところがありますよね。そんで国民からは「国民を無視した性急な政策」に映って白い目で見られる的な。官僚の人たちは優秀な人たちばかりだと思うけれどそういう良くいえばPR、悪く言えばプロパガンダは苦手なようなので、その辺割り切って政治家に任せれば良いと思うんだけど大事なとこでそういうの忘れちゃうんだよなあ。政治家も政治家で、政治家主体で国を動かせると勘違いしちゃうのか、自分は前面に出てフロントマンとして国民にアピールする役割なんだってのを忘れて独断で何かやろうとして余計混乱させてしまうし。


なんかこう、政治をやる人たちの中に秋元康みたいな人いないの?って思います。むしろもう秋元康に役職与えてなんかやってもらいますか。文字通り何かあるたび総選挙で良いんじゃね。



政党支持率



自民党が大きく伸ばしたほかは、共産党と公明党が増、立憲民主党が漸減となりました。





立憲民主党は国民民主党とのあいだで合流か否かで揉めていますが、これ、早く結論出さないと国民からもケツモチ(連合)からも見限られることになると思うんですよね。支持率にこれだけ差があってなんで国民民主党はこんなでかい顔してられんの?って思うけれど、その辺がケツモチとの距離感なんでしょう。支持はあるけど金がない立憲民主党と、支持はないけど金はある国民民主党、常識的に考えて国民民主党が立憲民主党に頭下げて吸収してもらうのが今後の党勢を考えると国民民主党の議員にとってもベストだと思うんですけど、理由があってケンカ別れした間柄だしなかなかそうすんなりとはいかないか。

そんなことしている間に分党するとかいう話も出てきて、少ない軍勢を二手に分けるとかそれいにしえから「悪手」とされる戦術の典型例であって各個撃破されるだけじゃねと思うんですけど、まー。絵図が描けるような人がいたらこんなことにはなってないわけで、国民民主党が落ちぶれた原因がここに極まってるんでしょうねって感じでもあります。

もう潔く解散して各個判断でってしちゃったら良いんじゃないですかね。名目上でも立憲民主党に合流する会派として国民民主党を残せば、政党助成金を立憲民主党に移動することは出来ると思うし。



何ヶ月か前に期待が高まってると書いた気がする日本維新の会ですが、今回も注目が集まるとやらかす議員が出るという謎の恒例行事とともに支持率が下がりまして、ダウントレンドに入っています。公明、共産、維新が3位グループですが、安定している公明、共産に比べて維新は先行きが見えません。立憲民主党も含めたこの辺の野党が頑張ってくれないと日本の政治は良くならないと思うので、頑張って欲しいところです(個人的に支持するかどうかはともかくとして)。



そういえば、先月のリストから漏れていた「NHKから国民を守る党」が調査結果に復帰してました。どうも「0.0」になった政党は表示されないってことみたいですね。個人的にはいまだに0.1%も支持があること自体、信じられませんが。「NHKから国民を守る党」は一体誰にヒットしてるのかなあ。謎。



今月はこんなところで。