今年、健康診断を申し込んだのは京都第二日赤病院。
京都府の救急医療体制では「救命救急センター(三次)」(京都市内に4病院ある内の1つ)に指定されている大きな病院です。昨年健康診断を受けた堀川病院は「二次」なので、それだけ大きいということになります。自分で申し込んで健康診断に行くことの「裏テーマ」は、「普段立ち入ることのない大きな病院にいろいろ行ってみる」なので、そういう意味では基本紹介状がないと受診できない大病院は対象にうってつけです。でも、そんなところで健康診断って迷惑がられるのかな……そう心配していたんですが、いやいや、病院にとっても健康診断ってのは良いビジネスなんでしょうね。僕みたいなただの健康診断は大したことはありませんが、人間ドックはかなりの良いお客さんみたいで、多くのスタッフと整ったオペレーション、綺麗な設備でかなり丁重に扱われました。同時間帯に健康診断を受けたのは30人ほどで、そのうち生活習慣病予防健診は10人ぐらい、それ以外の人は当日人間ドックの人たち。それが1日3回転するわけなので、全部でおよそ100人が受診し、現金収入だけでも100万円近くになるわけです。健康診断だけで月の売り上げは2,000万を超えると……そう考えるとすごいな。
堀川病院でもスタッフの方達にはかなりよくしてもらいましたが、旧棟の設備の古さはいかんともしがたい感じがありました。薄暗くて無骨な昔の病院の印象。それに比べると第二日赤の方は旧棟も綺麗に更新されていて、人・設備の両面でお金掛かってるなあと。健診科の医療事務だけで何人いるんだよという感じでしたしねえ。大病院てすごい。
お金さえあれば健康になれる気がする
設備が整っていることもあって、かなり豊富なオプションが用意されているんですけど、詳しい検査をして貰おうと思えばそれに応じてそれなりのお金が掛かるわけです。脳動脈解離をしているから脳MR(36,300円)を撮りたいし、早期発見できればだいたいの癌は治る時代だから、ピロリ菌検査(5,500円)や腫瘍マーカー検査(8,800円/男性)なども追加してみたい。というかそもそもそこまでやるぐらいなら、年1回人間ドック(47,300円)または脳ドック(52,800円)を受けたら良いよね、と思うんですけど、いかんせん検査をすればするほどお金が掛かるわけでね。お世話になった脳神経外科の先生には「1年に1回は脳ドックを」と言われてはいるんですけど、すみません先生、そんなお金ないです。。(ちなみに、その病院でMRIとMRAだけなら22,000円で受けられる)
肝心の健康診断は
だ結果が返ってきていないので、内容についてはわかりませんが、健康診断自体は特に異常なくスムースに終わりました。僕の場合、一番憂鬱なのは採血なんですが(献血で意識を失ったのがトラウマに)それも雑談しながらあっさり終わりましたし、視力・聴力・血圧なども特に問題なし。身体計測ではタニタの高い機械で体脂肪率も測ってもらえました。まあ、いつも家で測ってるのとだいたい同じでしたが(18.5%)。「嫌いだ」と良く言われるバリウムを使った胃検診ですが、実は個人的にはまったく苦にならなくて。バリウムを飲むのも平気だし、ぐるぐる回転させられるのも指示に従っていれば良いだけだし別に気にならない。麻酔して胃カメラの方がよっぽど憂鬱なので、まだしばらくはバリウムで良いかなあと思っています。
去年受けたときは「左室肥大」と診察されて、循環器科を受診して結構面倒くさかったので、今年は何も無いと良いなあ。検査結果は3週間後ぐらいに届くそうなので、届いたらまた何か書きます。さて。