KADOKAWA、中間期の営業利益は123%増の63億円 電子書籍や映像・ゲーム好調 「ニコニコ」などWebサービスは1億円の赤字から15億円の黒字に | Social Game Info https://t.co/zwqlLclhig
— (く)りたしげたか (@sigekun) November 14, 2019
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KADOKAWAが11月14日に発表した2019年4~9月期の連結業績は、売上高が前年同期比1.7%減の1004億3900万円、営業利益が約2.2倍の63億8900万円、最終利益が約2.9倍の62億200万円と減収増益だった。子会社ドワンゴが担うWebサービス事業が黒字に転換した他、出版事業が好調だった。
KADOKAWAの19年度上半期、最終利益が約3倍に 構造改革で復活のドワンゴが貢献 – ITmedia NEWS
Webサービス事業の売上高は前年同期比4.8%減の131億5900万円、営業損益は15億9100万円の黒字(前年同期は1億円の赤字)だった。
というわけで、赤字だったニコニコ動画がなんと黒字化。このまま赤字を垂れ流して消えていくのかと覚悟決めてたので、嬉しい驚きでした。もちろんね、経営が良くなったということでは無いし商品価値が高まったということでも無く、赤字事業や黒字化するまで時間が掛かりそうな事業を切っていった結果なので、今後も明るいかというとそういうわけではないのだけど……プレミアム会員数が下げ止まり傾向といっても増えてるわけではないわけだし。
スマートフォンゲーム「テクテクテクテク」などの終了や、AIの研究機関「ドワンゴ人工知能研究所」、アンテナショップ「ニコニコ本社」、ライブハウス「ニコファーレ」の営業終了といった構造改革を行い、コストを削減したことが黒字化につながった。
KADOKAWAの19年度上半期、最終利益が約3倍に 構造改革で復活のドワンゴが貢献 – ITmedia NEWS
動画サービス「niconico」の有料会員「ニコニコプレミアム会員」の数は9月末時点で171万人で、6月末から4万人減った。この影響などで減収となったが、会員数の減少幅は17年9月末~12月末の14万人減、16年12月末~17年3月末の9万人減などからは縮小した。
企業や個人クリエイターが動画・生放送・記事などを配信できるサービス「ニコニコチャンネル」の有料会員数は9月末時点で108万人で、6月末から7万人増えた。
あ、でもニコニコチャンネルの有料会員数は増えてるんだ。意外。なんだろう?生放送かなあ。ニコ生は確かに人気かもね。敷居も低いし。規模が大きくなっちゃったらYouTubeの方がいいかも知れないけど。
ニコニコ本体のサービスも改善するかな
中の人たちも数字的な意味で感じてることはあるだろうけど、実際に使ってるユーザーはやっぱり衰退を強く感じてるんですよね。それが変わんないと明るいニュースにはならないのよなあ。例えばこんなこと:
- 自分が見ている投稿者の動画再生数・コメント数が伸びなくなった
- 自分が見ていた投稿者がYouTubeにだけ投稿するようになった
- ニコニコチャンネルで見られないアニメが増えた
- ニコニコチャンネルで見られるアニメで最新話無料のアニメが減った
- 利用者が減っているっぽいんだけど、夜中再生しづらい・画質が落ちるのはあいかわらず
- 投稿者が投稿に失敗して苦闘するエピソードをよく聞く(エンコードの制限や癖など)
個人的にはこれらを直して、視聴者……というかむしろ投稿者が快適なサービスに変わっていければまた賑やかになるかなあと思うんだけど、でも売上が増えてるのがプレミアム会員じゃなくニコニコチャンネルなので、生放送を優先して整備しますっていわれたら「アッハイ」って感じだし、その方が確かに有効だろうし、でも「僕の中の」ニコニコ動画としては終わってく感じは拭えず……
明るいニュースなんだろうけど、ここ何年かの暗い時代がトラウマすぎて素直に喜べないのがなんかもう。でも応援はしてます。信用はしてないけど。