べろべろになるまで酔えなくなった

ビーチの酔っぱらいのイラスト



歳を取って確実にお酒は弱くなっているとは思うのだけど、それとは別に、飲み会とか外で飲んだときに割と早い段階で「この辺で止めておこう」って思ってしまいがち。「日本酒好きだけどつい飲み過ぎちゃうから止めておこう」とか、「このビール1杯までにしておこう」とか。家で飲むときは安心するのかつい飲み過ぎて次の日2日酔いなんてこともあるけれど、外で飲むときは最近ないな。元々大人しく飲むタイプだったらわかるんだけど、酔っ払って騒ぐのが好きで、ほんの10年ぐらい前までたびたび潰れるまで飲んでたことを考えるとなんか俺変わったなー。


潰れるまで飲んでる大学生を見たり、飲み会で「この間みんなで飲んでて私途中から記憶ないんです、タクシー乗って家に着いた記憶はあるんですけど」とか言ってるのを聞いたりすると、アホなことやってんなーと思いつつ、楽しそうなのを少し羨ましく思ったりもしつつ。本人が自分の意志で飲んでる限りは「あんまりバカみたいに飲み過ぎんなよ」とは言わないなあ。だって自分だって昔楽しかったし。今が楽しいってのは大事。


3年ぐらい前までは飲んで寝ちゃうってこともしょっちゅうあったんだけど、最近はそこまですら飲むこともない。体壊して飲めなくなったとか、そういうわけでも別にないんですけどねえ。なんだろう。めちゃくちゃお酒強いってわけでもないし、調子に乗りすぎると途中で潰れたり寝たりして最後まで楽しめない、だから途中でセーブするんだって言うのは動機として大きいし、「楽しむために調子に乗りすぎない」って出来ること自体が大人になったということなのかも知れないけどさ、なんかそれ以上に酔いすぎてしんどくなるのが嫌、醜態をさらすのも嫌みたいな感覚があって。あとで面倒くさいし。


お酒を飲みながら酩酊までいかずにずっと気持ちいい酔い方して時間を過ごせれば一番良いんだけどなあ。それが出来ないからついブレーキ踏んじゃう。やっぱ歳取ったってことなんでしょうね。お酒自体は、若い頃よりも今の方が全然好きなんですけどね。