コースは京都御苑の周りを周回することが多いです。
京都御苑の周囲はだいたい4.3km。なので1周とちょっと走ると5kmということになります。コースは南北1.3km(烏丸通と河原町通)が高低差13mほどの坂になっている一方で、東西900mはちょうど中間地点あたりを頂点にした高低差3mほどのゆるやかな山型。南北の上りをいかに効率的に上り、下りでいかにスピードに乗るかがポイントで、平坦でない分飽きが来ないコースです。歩道が狭く日中走るのには向いていませんが、深夜はそれほど人通りもなく信号もないのでオススメです。22時ぐらいまでは結構ランナーも多いかな。
現在の自己記録
現在の自己記録は直近3/31に記録したものです。京都マラソンで自分の期待を裏切る走りでがっかりしていたのですが、しばらく休養してコンディションを整えてランニングを再開したら京都マラソン前よりもかなり良いペースで走れるようになっていて、少なくともスピード能力は上がっていることを実感していました。ハーフの自己記録も更新出来たし。ただタイムトライアルってしんどいんですよね。特に5kmはしんどい。5kmっていうとペース配分を難しく考えなくても押し切れるギリギリぐらいなので、最初から80%以上のスピードで走ります。んで、最後はそこからさらに絞る感じ。これが10kmだったら道中安定ペースで走る距離が最低でも5kmはあるんですけど、5kmは全力なんでキツい。
なので自分のスピード能力がどれぐらいかを計測したいなと思いつつ、しんどいなあと思ってメニューから外していたんですが、温か書くなってきたことだし意を決してトライしてみたら、今まで越えられなかった23分を切る自己記録を達成。それも2本連続で。
やっぱり成長してるなあ。もちろんレベルとしては良くて中級者くらいのレベルなんですけど、それでも自分の能力が上がってることを実感出来るのは楽しい。小出義雄先生が「サブ4からサブ3.5くらいまでが、タイムがどんどん縮まるのを実感出来て一番楽しい時期」とおっしゃっていたけど、そんな感じですね。それ以上になると身を削るような努力を重ねてタイムを削るということになってきて、楽しめないこともあるかもしれないし。僕は今は確かに楽しいです。しんどいですけどね。
Runkeeperで記録しているTOP5
これを見る限り僕の5kmのタイムは2018年で大幅に上がりました。それまでタイムが25分前後だったものが、24分を切って23分に迫るまでになり、京都マラソン2019を経て22分台に入りました。そういう意味では半年で30秒ずつぐらい詰めていることになり楽しくはあるのですが、自己記録を出したときのスプリットを見ると一番速いとき(ラスト1km)でさえ4分18秒かかっていて、まだまだスピードの上限は大したことないなあという感じ。でももちろん走っているときは限界まで飛ばしていて、1km4分を切るなんて僕にはあり得ないなんて思うんですが……
こういうのって何回も繰り返しているうちに自分で勝手に上限を決めてしまうもので、去年タイムが伸びるまでは勝手に「1km5分とかあり得ない」「そんなの5kmも続けられない」と思っていました。実際そう思っていると不思議とタイムも出ない。無意識のうちに調整してしまっているのかも知れません。でもあるとき、何も考えずに思いっきり走ったらどうなるか試してみようと思ってやってみたら案外すっと4分台でラップ出来て。1km5分なんて大した壁じゃなかった。
能力が上がってきていることが前提としてあるとしても、思い込みでキャップしてしまうことってのはあるなあと思っています。なので、無理だとか思わずに思いっきりやってみたら案外1km4分も切れるのかもしれない……(いや無理だろ)と思いつつ、また今週もタイムトライアルに挑むわけですね。最近あんまりやってなかった、地味なスピードトレもやらないといけないかなあ。それこそ坂道ダッシュをjogで繋いで7本(HIIT)とか。20kmを越えるロング走も大変だけど、HIITもそれはそれで大変。キツい。でも楽しい。
楽しんでやれてるうちは続けられるなあ、まだまだ走れるようになるなあ、そう思っています。それでタイムを意識しなくなったら、また違うランニングが始まるんでしょうね。いくつになるかわからないけれど。