【メモ】「年利」と「利回り」の違い

貯蓄
投資について調べていて自分が「年利」と「利回り」を同じものだと思っていたことに気付いたので、調べました。数字としては似たような数字になることが多いですが、意味合いが全く違いました。



「年利」とは

元本に対してどれだけの利子が付くかが「金利」または「利率」で、1年間にどれだけ利子が付くがが「年利」です。「年利5%」というと、元本に対して1年間に5%の利子が付くことになります。元本が100万円なら、

1,000,000円 × 1.05 = 1,050,000円

となり、利子は50,000円です。



「利回り」とは

「利回り」というのは、一定の年数資産運用した結果の利益を運用年数で割って平均した場合の利益率のことです。先ほどと同じ「年利5%」で5年間運用した場合の「利回り」を計算してみると、

1,000,000円 × 1.05 ^ 5 = 1,276,282円

となり最終的な利益は276,282円、1年当たりの利益は55,256円なので「利回り」は5.526%ということになります。


「利回り」の場合は運用期間が想定されている多いので、一定以上の期間運用した結果を評価するのが「利回り」でそれより短い期間ではそれと乖離する場合もあるということみたいですね。



なるほど!



参考サイト

金利と利回りの違い|株初心者のための株式投資と相場分析方法
金利と利率と利回り – 定期預金の金利の比較