職場にものすごく言い方が厳しくて態度も冷たくて感じ悪い(と僕は思っていた)男性がいて、彼が同僚に対して激しい口調で指示を出したり何か問題が起きたときに大きな声で怒号(独り言)を上げていたりするのを見て、こいつマジやべえなと思っていたんですけど(僕自身は接点がない)、最近以前からいるスタッフは彼に対して割と優しいというか好意的に接していることに気付きました。どんなに感じ悪く言われても文句を付けられても、その後はなんのわだかまりもないように世間話をして笑っているっていう。
最初はその1人が太平洋のように広い心の持ち主なのかと思ったんですが、いや、スタッフ全員が聖人君子ってことないわけで、そう考えると彼自身そういうエキセントリックな見え方するけど実は結構同僚・友達思いで真面目ないい人間なのかもなと思い始めました。単純に感情の制御に難があって物言いがぶっきらぼうになることがあるだけで、悪意があるわけではないんだと。僕にはわからんけど多分そうなんだろうな。人って解らないものです。
もちろん僕の心は宝ヶ池くらいのサイズしかないので、そんな言い方で文句付けられたり指示出されたら、なんやお前ってなってると思いますけども、長い時間掛けて関係性築いたら僕も「まあこいつが言うんじゃ仕方ない」ってなるんかも。あいにく僕は男同士の密度の濃い付き合いみたいのが好きではないので、親密になるってことはないだろうなと思うわけですが。
「周りの人間の評価がどうあれ、自分自身で見て評価する」ということを信条としてきたつもりですが、自分が見えている部分なんて限られているわけだし、周りの人がどう接しているかを評価基準として採用すべきときもあるということを学びました。それは決して周りに同調するとか流されると言うことでは無くて、それでも最終的には自分自身で判断を下すので、自分に見えてない部分があることを受け入れるということです。
まあでも彼は、理解してもらえるまでには時間が掛かるだろうし、これまでも自分が意図しない形でトラブルに巻き込まれたりしてきたんだろうな。いきなりそのもの言いしたら喧嘩になるだろってことよくあるし。そういう意味では、今いる周りの人間がある意味、聖人君子なのかもしれんなー