アクセサリを補修してみた

先日、長いこと付けていたペンダントの紐が切れてしまいました。

まあ、地方のショッピングモールの雑貨屋で買った、高校生御用達レベルの安いペンダントなのですけど、もう18年くらい付けっぱなしでつけてて愛着があるので、直せるなら直したいなあでもそんなの出来ないよなあと思って無理矢理紐を縛り直したりしていたのですけど、なんの縁だったかふとアクセサリパーツを目にする機会があって、ああパーツを揃えれば自分で直せるんだと。趣味でアクセサリーを作る人は、女の子を中心にたくさんいるわけだし、意識してなかったけどよくよく考えれば繁華街にはそういうショップもあった気がするし、なんとかなるんじゃね?と思って昼の仕事帰りにアクセサリーパーツの専門店へ。

ビーズ・アクセサリーパーツ販売|Parts Club(パーツクラブ)



あらかじめWeb通販で見て当たりは付けていたのだけど、いざ店に入って死ぬほどたくさんあるアクセサリパーツを目にすると、気後れするって言うか単純に自分が欲しいものがどこにあるのかさっぱりわからなくて、しかも、店員さんもお客さんも100%女子オンリーの中、38歳なりたての明らかに場違いなおっさんが入り込んでいるわけであり、相当に気まずい。店員さんに聞いて、さくっと買って帰ってしまおうかとも思ったのだけど、よくよく考えたらこの店に来る機会なんてそうそうないわけであり、せっかくなので色々見て見ようと思って店をうろうろし、で、結果的に店の一番奥で目当ての商品を見つけて無事購入。なんかもう、いろいろあるのねえ。やっぱり「人と違うものを自分で作りたい」っていうのがベースにあるんだろうし、必然的に商品の種類も増えるってことかなー。


買ってきたものたち。アクセサリーを直します。やったことないけど。




で。


補修の方針は、切れた紐を取り外して新しく紐を付け、両端に金具を取り付け、その金具にわっかで繋ぐ用のパーツ(「引き輪」)を取り付けて完成。頭の中では「出来るかも知れない」だったんだけど、いざやってみると、手持ちのラジオペンチではきっちりかしめ切れなくて紐が抜けてしまったり、よくよく考えると紐に接着剤を付けるのを忘れてたり(かしめる場合は付けなくても行けるけど付けた方が丈夫、とのこと)、ていうか、平革買ってきたけど平革より丸革の方が良かったんじゃ無いかとか思ったり……でもま、その先は案じていたよりは割とあっさり出来ました。


出来上がりはこんな感じ。


直った。でもかしめる前に接着剤塗り忘れたんで、多分すぐに壊れる(苦笑)まあそしたらまた直せばいいや


力一杯かしめたけどそれでも多分これ、力込めて引いたら壊れちゃうだろうなあ。

でもこうして曲がりなりにも自分で直せることがわかったので、それでまた壊れたとしても自分で直してしまえば良いし、もし気になることがあればアレンジしてしまっても良いし、割と夢が広がりんぐ。あの店に何度も通うのはさすがにちょっとしんどいけど、それでも何かが出来るようになるって素敵よねーなどと自画自賛。わーい。


唯一の難点は、パーツが金属アレルギー対応じゃないってことかなー。調べてみたら、チタンとか金属アレルギー対応のものもあるみたいなんだけど、手に入らなかったし仕方ない。取り外せるようになったし、ピアスコートさんに頑張ってもらおう。