W杯前の恒例行事が今回もやってきたようで全サッカーファン腹筋崩壊

ザッケローニ体制に限界が近づいてきた(金子 達仁) – 個人 – Yahoo!ニュース

すべては、ザッケローニ監督が就任してからの日本が強くなったからだった。魅力的なサッカーを見せてくれたから、だった。

だが、そろそろ限界が近づいてきたようだ。監督が変わるか、監督を変えるか。選手が変わるか、選手を変えるか。いずれかの変化を持ち込まない限り、W杯で勝つ日本代表を望むことは難しい。そのことをあらためて痛感させられた惨敗だった。



ワロタwwww


知らない人のために言っておきますと、金子達仁さんという御仁は主にサッカーについて文章を書いているライターの方でございまして、「1人の有名な選手を持ち上げべったり付いていこうとする」(前回までは中田、今回は本田)、「好調であればあるほど叩いて、厳しく言うことが正義という逆張り至上主義」、「文章が全体的に情緒的で、論理性を欠くときがある」などといった特徴があります。最後の点はドキュメンタリものとか、フィクションものとかだと良い味わいになることもあるのですが、全体としては「炎上ブロガー」と同じような感じです。話題をセンターに入れてシュート!話題をセンターに入れてシュート!で、クチコミで拡散したら俺勝利。

これ、貼っておきますね。


「俺の目は、W杯の成績じゃない、今後20年、30年、40年先の日本サッカー界のことを見据えているんだっ!」とか言ってるのかも知れませんけど、別にそこで監督変えたら30年後に優勝出来るとかいう話じゃないでしょって言うね。しかも極めつけが「負けろ、日本」ですよ。俺、このセンテンスを書いた金子さんのことは一生許せんと思うなあ。しかも記事内でいっこもきちんとしたこと言えてないし。本当に酷い人だよなー。まあこれで食えるというのもこの人の才能なんだろうなと思いますけどね。




一応、ザッケローニもっと頑張ってくれ、とは言っておきますよ

ただまあ、個人的には少しがっかりする采配が続いたので、ザッケローニもっと頑張ってくれ、とは言っておきますよ。具体的にどの部分かと言えば、例えばブラジル戦の感想で「実力の差がそのまま出てしまった」みたいなのはありえんやろーと思うんですよね。世界中どこに行っても試合をする2チームの間に実力の差があるのは当たり前なわけで、そこを戦術やモチベートやコンディショニングでなんとかするのが現場の指揮官の腕の見せ所ってもんでしょう。それこそが重要なんじゃないですか。実力の差がそのまま出たんなら、何もやってないのと同じです。

ザックって戦術面の詰めが少し甘いような気がするんですよねえ。大枠を作るのは上手で、確かに日本代表は強化されたんですけど、その創り上げたチームをどう運用して相手の弱点を突くかみたいな駆け引きはそれほど得意じゃないのかなと。例えばブラジル戦だったら、サイドバックが守備に忙殺されて攻撃の機会が減るのはある程度予想出来てたことじゃないですか。そこまでが現実で、そこからどんなプランを組み立てるかが本来の仕事なわけです。「そのための岡崎1トップだったんだ」ということなら納得出来るんですがそうは言ってなさそうだし……

オーストラリア戦は戦術変更が上手く選手に伝わらなかったんだと信じていますけど(栗原投入の場面ね)、意図がわかりづらい采配が続くと、そしてそのせいで結果が出ないように見えると、やっぱりどうしても不信感ていうのが芽生えてしまいます。金子大先生ほどイカした考えは僕にはありませんが、そろそろ教師としてのザックから勝負師としてのザックに切り替えて、監督も「個の力」を発揮して行って欲しいと思います。



ちなみに金子大先生が例のアレなので、ブラジル大会も予選突破決まったようなもんだね!やったね!