せっかく大量にメモリを積んでるので、Eclipseにも大量に割り当てようと思って以下のように設定したら起動できない。あれ。
-vmargs
-Xms1g
-Xmx2g
「Xms」というのはEclipseが起動時に確保するメモリ量、「Xmx」は使用するメモリの最大量。256MB設定するなら「256m」、1GBなら「1g」と記述します。上の例だとEclipseとして1GB確保し、2GBまでの使用を許可するという感じ。現在使用しているPCには16GBのメモリが積まれていて、通常使用しているのは10GBに満たないのでかなり余裕があるはず。なのに出来ない。起動すると上に表示したような画面が出てしまいます。
- OS: Windows 7 Professional 64bit
- Eclipse: 3.7 Pleiades
- Java: JDK 7 update 9 64bit
で調べたらばこんな情報を発見。
Eclipse 3.6起動時の「Failed to create The Java Virtual Machine」エラーの対処方法 – hirokan55の日記
曰く、
PCにインストールされているJDK、JREのjavaw.exeのパスを記述してください。-vm C:/Program Files/Java/jdk1.6.0_21/bin/javaw.exe
なるほどなーと思って言われるがままに設定してみたのだけど、上手く出来ないな。
以下のように設定してみても、起動で失敗する。
-vm
C:/Program Files/Java/jre7/bin/javaw.exe
-vmargs
-Xms1g
-Xmx2g
最初のような「Failed to create the Java Virtual Machine」ではなくエラーログを吐いてスプラッシュ画面すら出ない。入っていたJavaがなぜか32bit版だったので最新の64bit版に変えてみた…けどダメ。JREのページからじゃなくJDKのページからインストールしてみてもダメ。なんだろう、理由はよく解らないです。Pleiades使ってるのが良くないのかしら。
結局Javaのパスを設定するのは止めて、以下のような記述にしたら無事起動。えー。
-vmargs
-Xms1g
-Xmx1g
Eclipseのステータスを見ると、こんな感じになってるので、
もしかして1GB以上は上手く扱えないのかしら?と思ったり。
根本的な話として「そんなにたくさんメモリ要るか?」と聞かれると、まあ要りませんけどね。
せっかくメモリ余ってるから使ってみようかなというね。
一応参考までに。
追記:正確に言うと「1042MB」までだったらOK
「1024m形式だと行けませんか?」というコメントを頂いたので試したのですがやっぱりダメでした。そのついでに本当に1024MBまでなのかを調べたらば「1042MB」までは正常に起動できました。
-vmargs
-Xms1042m
-Xmx1042m
ステータスの表示はこんな感じになってます。
1007Mて…中途半端な…
あと、本当に1GBまでなのかどうなのかも解らないので、タイトルに疑問符付けときました。
スポーツ新聞的味わいと解釈していただければ幸いです。