何かのためにトレーニングしているのではなくてトレーニング自体が楽しみ
「(ほぼ)毎日走っているんですよ」と言うとたいていの人は「何のために走ってるの?」「マラソンか何か出るの?」というようなことを言われます。確かに毎日走ってるというのは普通は目標達成のための手段であって、その結果5kg痩せたいだとか、フルマラソンにチャレンジして4時間を切りたいだとか、ということに繋がるんだろうなあとは思いますが、実は僕にとってはそこは必須の目標というわけではないんですよね。確かに減量になれば良いなと思っているし、そのうちフルマラソンも走りたいなあとは思っていますけど、それ自体が目標ですか?と言われるとどうだろう。仮に体重が目標の数字に到達しなくても、いつまで経ってもフルマラソンを走らなくても、それでもきっと僕はがっかりしないだろうなあと思うわけです。初めはともかく今時点では、毎日仕事から帰ってきてご飯食べて走って風呂入ってビール飲んで寝る、というのが毎日の習慣であり仕事や日常のストレスと上手く付き合っていくための方法であり、将来の幸せのために苦行を重ねると言うよりはそれ自体が快楽という状態になっているなあと。
それでも「何のために走ってるの?」とはやっぱり聞かれるし、それに対して自分として素直に答えようとすると「走りたいから走ってるんだ」という回答になって何か感じ悪いんだけどでもそんな感じ。やっぱりさー日々やってることなんだからその程度の動機で続けられる方が良いと思うんだよね。日々やってることは人それぞれ色々あるだろうけど、毎日絵を描いてるとかギターを練習してるとか論文を読んでるとか、何かのために我慢してそれを続けるというのでも良いのだけどそれ自体を楽しめるようになるともっと楽しいよね。んで、これはそれぞれの性格にも依るのだろうとは思うのだけど僕の場合、成果や遠い目標のことはあまり追い求めない方が最終的に良い結果を得られるような気がしています。我慢強くないと言うことなのかも知れませんけど、でも楽しむというのは本当に大事だよねと。
毎日の習慣で「楽しむ」を意識できないことは、改善の余地がある…そう思っています。