LANケーブルの自作は意外に大変じゃ無かった

なんか勝手に大変だと思ってました。


諸事情

職場が大幅に改装されることになり、アレがこっち行ったりコレがあっち行ったりする中でどうやら有線LANを貼り直す必要がありそうだと言うことになりました。じゃあ何メートル必要なんだろうといろいろ考えてみた結果、何か中途半端なメートル数必要になりそうだぞと。25メートルとか。

既製品で探してみると一応50メートルって言うのはあって、


一番長いところ(複数階を繋ぐような場合)はそれを使おうとは思うんですけどなにぶん高いし随分余る。カスタマイズのしやすさを考えると自作した方がどう考えても効率的だし、メンテナンス性を考えると自作で応急処置くらい出来るようになっておいた方が良い…

幸い、職場に機材はあったのでちょっとトライしてみたら案外簡単なのね。



このページを参考にしたらすぐに出来た。

LANケーブル他周辺機材をいろいろ作ってるサンワサプライのページ。

CAT5eケーブル自作(単線タイプ) » 写真による説明 – LAN professional – サンワサプライ株式会社


個人的にポイントだと思ったのはここ。



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慣れてる人からしたら馬鹿馬鹿しいかも知れませんけど、なんかね、コネクタの細いケーブル挿入口に1本1本ケーブルを入れて結線していくんだと思ってたんですよ。1本1本ももっと柔らかくて。そんな細かい作業やってられんと。

でも実際にやってみたらケーブルって針金みたいなんですね。きちんと丁寧にのばして整形してやれば、自分が欲しい並び順に8本の線を並べるのはそれほど難しくありませんでした。たまたま手元にあったコネクタはロードバー(きちんと接続出来るように調整するためのガイド)が無いタイプだったのですけど、ロードバーが無くてもきちんと刺すことが出来ました。


ケーブル順を念入りにチェックしたらあとは「かしめ工具」でコネクタとラインを圧着。


コネクタの金具1本1本をケーブルに接続した上で、ケーブルが抜けないようにコネクタのパーツを押し込むのね。

終わったら、動作テスト。
テスターがあればすぐにチェック出来るみたいですが、


あいにく無かったので既に動作している機器とケーブルの間に中継コネクタを挟んでテスト。
問題なく繋がりました。おおおー。なんか一個レベルアップした気がした!(なんの?



これでがっつりながいケーブル買ってLANケーブル量産出来るなー
(ようやく無線LANを入れられることになったので、本数は少なくて済む予定ですが)




ちなみに

なおこのページはカテゴリー5eですが、カテゴリー6/6eについても別のページで解説されています。

LAN PROFESSIONAL LANケーブルの加工方法や最新情報 – サンワサプライ株式会社

カテゴリー6は問題無さそうだけどカテゴリー6eはなんだかちょっと面倒そうだな…