3日目、前編。
昨日1日歩き回って、やっぱり夜は隣の部屋が宴会気味→受付にクレームというアレで若干寝不足目なのだけど、恐らく旅行効果で疲れは全然無し。今日はすごく珍しく「観光らしい観光」をということで、「リクライニングブッダ」で有名な寺院「ワット・ポー」に向かいます。なんかね、せっかくバンコクに来たんだからそういうの見たいなぁとちょっと思ったのですよ。はい。普段だったらあんまりそんなの思わないのだけど…これが海外旅行か…浮かれるオレ。
朝早くからみんな働く
というわけで朝ご飯食べて、8時半過ぎにホテル出発。ホテルを出てIndra Square(インド系資本?のショッピングモールで中は超カオス。インド人街ではないけど付近はインド人も多い)の前の通りに出ると、既に働いてる人多数。荷物の搬入、TukTukの準備、マッサージ店の開店準備。早くもガンガン肉焼いてる屋台も。どうなってるの…そしてそれを朝飯代わりにか買っていく出勤途中らしきタイ人。(あなたの胃は)どうなっているの…確かに美味しいんですけども。炭火焼き。もちろん、くだもの屋台も既に商売を始めてます(雑貨屋台は少し遅くて開店準備中)。
しかし安いなぁ…1kgの値段で50B(150円)60B(180円)70B(210円)という値段が付いてます。食べ放題。
あ、そうそう今日の目的地までは鉄道が通じていないため、熟慮の結果バスで行ってみることにしました。ガイドブックを見ると「路線が複雑だし混雑してるし乗り降り大変だし渋滞してるし絶対にオススメしない」的なことが書いてあるんですけど、まぁ相方がタイ留学中に乗ってたってことで。ただ、確かにどの番号のバスがどのバス停に来るかはよく分かりませんな。一応バス停に番号らしきものは書いてあるのだけど、もちろん時刻表はないのでどれくらいの頻度で来るかは解らないし、その番号が最新情報かもわからないし、仮に何か注意書きがあったとしてもタイ語なので読めない。文字読めないってのは話せない以上にきつい。
そういう状況ではあったのですけど、その上で、まあいいじゃないかと。急ぐ旅でもなかろうよ、バス停で待ってみるのもまた一興。いやあ、環境は人を変えるねぇ…
というわけで、タクシーでワットポーに到着しました。いやね、来るはずのバスが全然来なかったんよ…本数がすっごい少ないか、路線が変わったのかは分かんないんですけど。来るならともかく来ないものを排ガスにまみれて待つのも何なので、今回は諦めてタクシーにしてみました。初タクシー。
バンコクのタクシーはほぼすべてメーター制なので、無用な交渉が生じたり、ぼったくりにあったりすることは今はあまりありません。すごい渋滞にはまって際限なく料金が上がるって事はあり得ますけども、まぁ比較的安心な乗り物です。
それにしてもワット・ポー周辺の建物はどれも古い洋風でなんかちょっと趣が違いますね。今これ書きながら写真を見ていて初めて気づきました。
ワット・ポー
「ラーマ1世が建てたといわれる王室寺院で、大寝釈迦仏(リクライニングブッダ)が有名なほか、タイ式マッサージの総本山としても知られています。」そうだったんだー。入場料は100Bで、無料の水がサービスされます。入ってすぐにリクライニングブッダの安置されている礼拝堂。履き物を各自脱いで入ると……なんというか、唖然とするスケール。なぜここまで大きなものを作らねばならなかったのか…
仏像は好きですけども、いやなんというかこうである必要性はなんかあんまりよくわかりませんね…なにかあるのかな。東大寺の大仏のように政治的な意味で大きく威容を誇るという方がまだ解りやすいのですが、そうでもなさそうで。もうすごいとしか。
足の裏の造形もすごい。
ワット・ポーは凄かったけれど
なんでしょう。次第に建物がね、全部一緒に見えてくるんですよ。こんな感じの。そうなってくるとだんだん、寺院とか建物とかはもう飽きてきて、寺院内の何か全然関係ないような造形物ばかり写真に収めていました。や、仏教には関係あるのかも知れませんけれども。
獅子的な
虎?
ゴミ箱のデザインが可愛い
寺の中にも犬が。市内で見かけた寺院の中には、犬の保護のために寄付を募っている寺院もありましたし、文化として犬を大切にしているんだなぁという感じがありました。野良犬と言うよりも街犬?
そういえばワット・ポーの由来については正門横にあった看板に、「アユタヤから移築した」というようなことが書いてあったような気がしますが定かではない。
水上バスを使って「沈没」の象徴、カオサン通りへ
あ、その前にフルーツ買って良い?マンゴーたっぷり入って20B。観光地の前の特等席でこれ。豊かだなぁ。
というわけで、水上バス、カオサン通りは次回に…