Windows XP 32bitからWindows 7 64bitに移行してみた(仮)



職場のPCが故障しまして、直せるんだったら直すんだけどどうやらマザーボードかCPUが飛んだっぽいので、諦めて新調しました。新調するに当たっては主に価格面でいろいろと悩むところがあったのですけど、いい加減Windows 7を触りたいってのと、最近業務でメモリ不足を感じることが多いっていうのとで思い切って、Windows 7 64bitにしてみました。

簡単なスペック:

  • ベース:Epson Direct「TY5000S」
  • CPU:インテル Core i5-2400
  • OS:Windows 7 Professional 64bit
  • メモリ:16GB




32bit用のアプリケーションでも動く

不慣れなWindows 7であるのに加えて、64bitとかこれは冒険かなぁと思いつつ、かなりの嵌まりも覚悟していたのだけど、存外に順調。自分があまりに知識不足だったと言うことでもあるのだけど、64bit OSってちゃんと32bit用アプリケーションも動くようになってるっぽい?インストールすると「Program Files(x86)」っていうフォルダにインストールして動かしてくれるような。おかげでかなり古いアプリケーションでも問題なく動きました。特に、今は無きMacromediaの2000年のプロダクト、「Fireworks 4」がなんの不自由もなくインストールでき使用できていることにとても驚きました(追記あり)。そうなのかー

ああもちろん、全てのアプリケーションが動くというわけではないです。基本的には動かないんですけど、個人的な感触ではドライバとか関与してない限り意外に動くんじゃないかなと言う。

問題なく動いたっぽいリスト:

  • Rimarts Becky! 2
  • Macromedia Fireworks 4
  • Eclipse 3.7(Pleiades All in One)
  • Firefox Portable
(追加)
  • Microsoft Office 2000 Premium


動かなかったっぽいリスト:

  • Default Browser

まだ微妙なアプリケーション(古いOfficeとかDM2とか)試していないのであくまで仮です。
Default Browserが動かない状況でFirefox Portableを既定のブラウザにする方法はこちらを参考に。

Windows7でportableをデフォルトブラウザに – 覚えらんない人のためのオンラインソフト備忘録



iTunesもきっちり引き継ぎ

最初ざっくりやったら上手く引き継げなくて絶望感すら感じた(プレイリストだけ表示されて中身がなかった)のですけど、ちゃんと手順を踏んでやったら問題なくいけました。

参考にしたのはこのサイト。

iTunesライブラリを引越しする/パソコンを買い換える/別のディスクに移動する | iPod/iPad/iPhoneのすべて



メモリの使用状況は

さすがに16GBもあると全然余裕です。気がついたらFirefoxが1.7GBとかになってて焦りますけど、その状態でEclipse始め重めのアプリケーションを複数起動していてもせいぜい3.2GBくらい。どう考えてもオーバースペックです、本当にありがとうございました。

まぁでも余裕があるというのはとっても良いことで、快適すぎて32bitマシンには戻れないんじゃないかという気すらしています。最近は動画を作ることもあまりないのでぎりぎりまでつぎ込むことはないとは思いますけど、ストレスを感じないというのは素晴らしいことです。はい。これで10万円切ってて注文から4日で届くんだから、もう世の中のパソコン安くなりすぎ。便利すぎ。素晴らしいです。



(無いとは信じてるけど)何か嵌まって抜け出せないような何かに直面したときにはまた報告します。

でもこれだったら恐れずに移行して良いかもしれないー



追記:Fireworks 4Jは「XPモード」でないと正しく起動できない

インストールは問題なく終わり、画像などの加工も滞りなく出来たのですが、どうも普通に起動すると設定が保存できないようです。起動するごとに「ようこそ」という画面が出て、環境設定がリセットされてしまいます。

仕方が無いので「XPモード」で起動するように設定(実行ファイルを右クリック→プロパティ→互換性)してみたらば、きちんと動作するようになりました。起動時に「ユーザーアカウント制御の設定」に関する警告が出て若干起動がもたつきますが、起動してしまえば作業自体はおおむね良好でした。

なるほど、XPモードってこういうことか。