まだまだ試行錯誤段階で、サーバ管理の独習という感じが大きいのですが、
とりあえず借りて最初にやってみたことをまとめておきます。
やってみたこと一覧
- コントロールパネルにログイン
- サーバ起動
- 作業用アカウントを作成
- SSHの設定(秘密鍵/公開鍵の設定)
- ソフトウェアのインストール/設定
- Apache
- PHP
- MySQL
- FTP
- Subversion
- Symfony
コントロールパネルにログイン
仮登録で送られてきたメールに記載されている情報を元にログイン。レンタルサーバみたいなのを想像してたんですが全然違った。非常にシンプル。そりゃそうか。
メインメニューは、
- VPSホーム
- リモートコンソール
- OS再インストール
リモートコンソールで初期設定を済ませて、後はPoderosaからSSHで接続して作業する。
サーバ起動
「仮想サーバ操作」の「起動」を押して、その上の「ステータス」が「稼働中」になればOK。起動には少し時間が掛かります。
起動したら、さくら社長の田中さんのエントリを参考にチューニング。
「さくらのVPS」を使ってみる – さくらインターネット創業日記
ただ現在のサーバ設定は、リリース時で既に田中さんの設定をかなり反映しているようなので、あまり変更するところはありません。
作業用アカウントを作成
rootでログインし続けるのもアレなので作業用のアカウントを作成。adduser hogehoge ← hogehogeというユーザーを追加する
passwd hogehoge ← hogehogeというユーザーのパスワードを設定する
ここまでは特に問題なし。
SSHの設定(秘密鍵/公開鍵の設定)
少し嵌る。基本的な流れはこちらを参考に。
さくらVPS+CentOS:SSHの設定 | Suinasia
公開鍵の作成部分はこちらを参考にしてPuTTYでやりました。
STUDIO KINGDOM – さくらVPSのsshによる鍵認証の設定
注意点は2つ。
PuTTYから公開鍵をauthorized_keysへコピペするとき、なぜか頭が欠けてしまった(「ssh_rsa」→「sh_rsa」)。Poderosaの問題かも。
PuTTYで作った秘密鍵をPoderosaで使用するときには変換が必要。
設定は上記サイトを参考にすれば問題ないと思います。
ソフトウェアのインストール/設定
準備が整ったので基本ソフトのインストール。Apache
yumでさくっと。yum -y install httpd
問題なし。
Apache/2.2.3が入りました。
サーバ起動時に起動するようにchkconfigを変更。
chkconfig httpd on
PHP
yumでさくっと…入るけれどもそのままだと5.2系が入る。5.3系を入れたかったので次を参考にしてみました。モダンなPHPの開発環境の構築方法 – 肉とご飯と甘いもの @ sotarok
rpm -Uvh http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/5/i386/epel-release-5-4.noarch.rpm
rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-5.rpm
vi /etc/yum.repos.d/remi.repo
### [remi] セクションで 0 を 1 に
enabled=1
yum install php php-devel php-pear php-mbstring php-xml
ライブラリは後ほど。
MySQL
yumでさくっと。yum -y install mysql-server
問題なし。
5.1.56が入りました。
文字コードをUTF-8に統一して置いた方が吉なようなので以下を参考にそのように。
ヽ( ・∀・)ノくまくまー(2006-10-11)
サーバ起動時に起動するようにchkconfigを変更。
chkconfig mysqld on
FTP
要らないんじゃね…とかなり悩みましたが、一応入れることにしました。yum -y install vsftpd
設定はこちらのエントリを参考に。
AKIBE – さくらのVPS CentOSでサーバ構築 6 — FTP
Subversion
毎度の事ながらこれが一番面倒くさい。今回も嵌りました。Subversion自体は既にインストール済みなのでそれを使います。バージョンは1.6.11。
問題はパーミッション。簡単に言うと、Apacheユーザーと作業用ユーザーとが違うために、
SubversionがApache経由でファイルにアクセスできない→コミットできない、
パーミッションエラーが出る、Eclipseから接続できない。
色々と試行錯誤してみましたが、結局Apacheグループに作業用ユーザーを放り込んだら解決しました。
ただその後別の作業で結局「Apacheのユーザー/グループ」を「作業用ユーザー/グループ」に変更することになるので、
この作業は要らなかったのかも…
Symfony
PEARからさくっと。pear channel-discover pear.symfony-project.com
pear install symfony/symfony
1.4.11が入りました。
Symfonyはバージョン間での差が大きいので、古いバージョンを入れたい人は手動でいれることになるかな…
とりあえずはここまで。
あとやることは、
- Movable Type5のインストール
(Perlは5.8.8がもう入ってた)
その他ドメインの設定も行ったんだけどそれはまた別のエントリで。
(ムームーDNS超便利!)
参考サイトまとめ
さくらのVPS
VPS(仮想専用サーバ)のさくらインターネット初期設定手順など
「さくらのVPS」を使ってみる – さくらインターネット創業日記さくらの格安VPSを借りたらいつもやっている設定いろいろ | IDEA*IDEA
SSHの設定
さくらVPS+CentOS:SSHの設定 | SuinasiaSTUDIO KINGDOM – さくらVPSのsshによる鍵認証の設定