Twitterの伝播力ぱねぇ


昨日、さかなくんのこんな記事があったので…

「スヌープ・ドッグ」と言えば、アメリカでは誰しもが知っている人気ラッパー。ドクター・ドレーとフューチャリングした曲『Still D.R.E. 』や『Next Episode』はリリースから10年以上経った現在でも、多くのクラブで流されている名曲だ。

音楽の面でも非常に人気の高い彼だが、独特の奇抜なファッションも、人々から注目を得ている部分のひとつ。

そんなスヌープだが、最近とある有名な日本人を彼が心からリスペクトし、かぶっている帽子をマネしていると海外で話題になっている。

その日本人とは、絶滅したとされる魚「クニマス」が生存している事を突き止めた、帽子が特徴的な人気タレントの「さかなクン」である。
 

うはwwwと思ってはてブ経由でツイートして、



1日経ったらこうなってた。(クリックで拡大)



おーいー。
(CV/NACS森崎さん)


この話の面白いところは、

  • 僕は別になんの影響力もない(フォロワー数700ちょっとだし)
  • 取り立てて面白いコメントを書いているわけでもない(「ちょw」だけ)

であり、なおかつ、

  • さかなくんはともかくスヌープ・ドッグで喜ぶ人がそんなに多いのかどうか

っていう話で、僕自身も周りのごく小さなクラスタ向けにツイートしただけだったのに、いつの間にか影響力のある人からより影響力ある人へと広まっていったっぽい。なんかわらしべ長者みたい。だから最初の方はスヌープ・ドッグなにやってんだ的な話だったけど、後の方ではさかなくんすげー的な話になっていってて、その辺でなんかクラスタの境界超えてる感が。興味深い。

伝播に関しては半日くらいで収束して、一時役に立たなくなってた@関連ページも元に戻ったし、やたらフォロワー増えたとか面倒が起きたとかもないし、まぁよかったよかった。



「しゅうごうち」のはんたい

よく自分がこういう風になるのを夢見てフォロー増やしたりフォロワー増やしたりしてる人がいるけれども、本当になりたいのかなーとちょっと思った。

「この騒ぎは自分が起こした」的な高揚感はあるのは否定しないけれども別に元ネタ紹介しただけだし、誰ひとりとしてそれがどこから来たかを見ることはないし、メンション欄に並ぶ非公式RT見ても楽しいことは特にないし、むしろこういう経緯で流れてくる情報こそフィルタリングでカットすべき情報(集合知の考え方の真逆だけど)なんじゃないのかなーとも。

その辺、Twitterのジレンマだよなー