例えばこういう風呂敷の広げ方のことね。
- 対人コミュニケーションはWeb上の仮想世界に収束する!
- 音楽ダウンロードが普及してCDはなくなる!
- Twitterの普及で人類はメールを使わなくなる!
- クラウド化が進むことでPC内にアプリケーションはなくなり、コミュニケーションはリアルタイムになる!
嘘つけ馬鹿野郎。
いつまで空飛ぶ車の話をしてんだ。いい加減に目を覚ませよ。
俺らが生きてるうちにタイムマシーンが発明されたりしねーから。
政治的なこととか金融的なこととかまで広げても良いけど、とりあえずWebビジネスだけでもそんなような話はあって、なんなんでしょうね、あれ。いや「アレがなんなのか知りたい」という意味ではなくて、恥ずかしげも無くそういう煽りをやって、場合によっては逆ギレしながら反論の長文コメントとか書いてる人(セカンドライフの頃によく見かけました。1回絡まれたし)とか見てると、あー金になるんだろうねとか思うのですけどね。僕には出来ないなと。
要するにああいうのって、カッコつけて言うと「メタ・マーケティング」、つまりマーケティングのためのマーケティング、マーケティングを今後行うに当たってする地ならしみたいなもんで、とりあえず絨毯爆撃して遮蔽物取り除いたり塹壕埋めたりしておいてから、戦車大隊進軍というか、そういう「手法」であって喋ってる内容には大した意味も価値もないのよねぇとか。
でまぁあんまり言いたかないけども、そういうのに慣れて学習するどころか余計に反射的になってる気がする。Twitter普及以降かなぁ。「ふーん」でスルーしちゃう人と、とりあえず「すげー」と言って一緒に騒いでおく人と、ポジショントークの側まで突っ込んで言っちゃう人といるけど、なんか騒ぐ人がすごく増えてて、上げ下げ早い感じ。騒ぐ必要ないようなよれよれの風呂敷にも過剰に反応したりするのはどうなのかねぇ?
もちろんたまには当たりもあってそういうのを早いうちに引いておくと後で自慢出来るんだけどさ、殆どのヤツは、別に風呂敷が綺麗なだけで中身は空騒ぎで、「新しいものには反応しておかないとアンテナ低いと思われる」みたいな志向で、上っ面いよね。ぶっちゃけ、そんなのもう飽きた。Twitterのタイムラインで、「今度はこれが凄い」とか言って流れてくるWebサービスは大概、2日もすれば飽きるし。
とか言ってもまぁ、それがマーケティングの王道である以上、ずっと続くんだろうねぇ。今後も。
過剰広告だと思うけどなぁ。