Ustreamの盛り上がりを見てMySpaceを思い出した

最近Twitterを眺めてると毎晩誰かがUstreamで何かやっていて、しかもそれがきちんとしたDJのひとだったりして飽きることがない。Ustream自体は最近のというわけではないけれども、こういう形で注目されたのはここ半年くらいの話だと思う。一度火が付いてから広がるまでは早かった。まぁそういうもんだろうね。

個人的には「面白い人が面白いことをやっているから」受けているのであって、「Ustreamであるから」受けているのではないと感じているのだけど、それでも何となく今は「Ustream」というサービス名が先行してる感じがあって、少し違和感。僕個人はあくまでTwitterで流れてくるからのぞきに行くんであって、わざわざ検索したり待ちかまえたりはしないし、サービスとしては利用していないんだけど、Ustreamであることが重要な雰囲気になってきているんだろうか。よく解らない。

でもまぁそういう「急に盛り上がったことにネガティブな感想を持つ」というのは、何となくマイナーで先進的なサービスが少し名が売れて「俺前から知ってたぜ」的なくだらない感想のバリエーションなんだろうなぁと思うし、僕一人が食傷感を持ったとしてもそれと他の利用者がどう感じるかとは無関係な話。ちょっとなんか自分で自分が微妙だなぁと思うけど、まぁでも、よくある話だし格好悪いけど仕方ない。そういうもんだよね。

というよりも、MySpace

で、Ustreamが今後どうなるかとかそういうのはまだよくわからんのだけど、同じようなネガティブな感想の話で言えばUstreamよりもっと思ってたのはMySpace。ちょうどMySpaceがFacebookに食われ始めたくらいの時点でなぜか日本の音楽業界にMySpaceやらないとダメみたいな空気が回ってきて、誰も彼もがMySpaceを始めてたんだけど、今だから言うけど、僕はあんなクソみたいなページしか作れないMySpaceのどこが良いのかまったく分からない。

自分の名刺が必要だとしても、あんなクソみたいなデザインで自分のプロフでございとか言っててそれで自分のセンスを疑わないのか本当に意味が分からない。僕は表現者としてそんなところ妥協できないけど、そういうのはどうでもいい人が多いんだろうか。音さえ出れば表示がメチャクチャでも関係ないみたいな。へぇ、って感じだけど。自分の好きなデザイナーに依頼して作ってもらった渾身のアートワークを、あんなクソださいサイトに飾りたくないんじゃないかと僕は思うんだけど、結構そうでもないんだね。

ビジネスとして割り切れよってことなんでしょうか。僕にはホント、謎です。