一昨日(土曜日)は先輩の結婚式二次会の手伝いで昼間から大阪に出ていて、帰ってきてしんどかったんでネット繋がずに寝て、昨日(日曜日)も休みだったんだけど何となくそんな気になれずに1エントリだけ書いてすぐに電源落としたので、この週末のWebの事情というか社会情勢を全く知らずにいたんだけど今日になってアクセス解析見たらアホみたいなことになっててふいたw
別に炎上したとかなんか人気エントリが出来たとかそういうことじゃなくて、凄い大量の人が「固執」で検索してやってきている模様(現時点でGoogle検索の1件目に出てくるため)。どれくらいかっていうと検索してサイトを訪れる人の66%が「固執」で検索してやってきてるんだから驚き。自分で作ってる簡易ログを眺めたらリファラが全部「固執」で埋まっててなんのことやらわからなかったーよ。
じゃあ何で「固執」に注目が集まってるんだろうと考えたんだけど全くわからなくて唯一これかなーと思いついたのは、やっぱりメディアが煽ってる首相の日本語力?
会談後、麻生首相は同市内のホテルで「強い内容で国際社会が一致したメッセージを出せるなら、形式に固執するものではない」と議長声明を容認する考えを改めて示した。
固執っていう単語の読み方はエントリでも書いたとおり、正しくは「こしゅう」、ただし慣用的には「こしつ」も使われていて、どちらも正しいというのが正解らしい。ただ、僕は「こしゅう」と言う読み方を知らなかったし、人によっては「こしゅう」だけが正しいと思っているだろうから、例えばインタビューで麻生首相が「こしゅうしない」と語ったとしたら、
と、一部の人が盛り上がるのも…まぁあり得るかなと。想像ですけどね。
そうやって(あくまで仮定通りだったとして)考えるとアクセスが集まったとしても別に嬉しくない…って言うか、マスコミに煽られてそういうことを気にしてる人が山のようにいるのかもしれないなぁと思ってなんか暗澹たる気分になるね。テレビ局や雑誌や新聞が経営を成り立たせるために真面目な論説よりも面白おかしい首相の下世話なネタや、バラエティ色を大量に盛り込んだスポーツ中継といった志向を強くするのも、需要が十分にあってのことで、ある意味仕方がないのかもしれないなぁと思った。