増田にマジレス – Revelation ver4
機械の歌声は不気味の谷を越えるか – こてゆびミルクティー
元ネタの増田からの抜粋は以下。
さっきamazonのCDランキングを見たが、本当に唖然とした。
俺は断言するが、あの初音ミクの機械の声を聞いて感動してCDを買う奴は馬鹿だ。これは100%断言できる。
何であれがいいと思うの? なんであれのCD買うの? 本当に分からない。あれ機械じゃん。機械の声だよ? 誰だってあれ聞いて機械だって言うのは一瞬で分かる。それで感動するって本気で馬鹿なんじゃない?
言ってることの半分くらいはわかるよ。確かにアレは機械だからね。
でも、当然のことながら好みが違う、理解できない→お前ら馬鹿だなという論理に、
ハハッ、ワロスって感じ。
いくらでも匿名でブログがもてる時代にわざわざ増田で長文を書き殴ってる人が、
僕は正直理解できないけど(少しは理解できるけど、それはまた別の機会に)、
そいつは単に機会や感性の違いであって、だから書いてるやつはどうとか思わないな。
ガキの論理乙。
とりあえず僕なりになぜ機械が歌った歌のCDを買うのか?という答えの回答を考えるに、
増田の言うとおり、感動してしまったから。感動するのに理由なんかない。
なぜ感動したかを説明するのは難しいけど、
あとになってなぜ感動に結びついたかを拾っていくと、例えばそれは、
ゆっくりみたいな読み上げソフトのイメージから明らかに脱却している、
機械で作られた声というものだったり、
その向こうにそれを作って曲を書いている人がいるということだったり、
実際に書かれたメロディラインや歌詞の内容だったり、
そこがニコニコ動画だったからだったり、
そんなことの集合が、感動に結びついたのかなーと思う。
…と、思うけどまず最初に感動があるんで、感動したことについてとやかく言われても、
そんなの僕には関係のないことなんでね…なんともね。
まぁ、脳が溶けてるように思われるのもある程度仕方がないかなとも思うけど、
というのは、それは初音ミクに限らずオリコン上位に上がってるどの曲聴いたって、
自分の好みじゃない音楽ならば思うことなんで。
僕自身は、複数MCが「大丈夫、頑張っていけるよ」ってラップしてる歌とか聴くと、
感動より前にイラッとするんだけど、だからといって聴いてる人はいるしね。
メタルとかも全然理解できないけど、愛好者はいっぱいいるわけで。
そういうもんだろっていう。
俺ははっきり言うが、ボイトレしてようが体鍛えてようがアピールが奇跡の歌声だろうが、
そんなので音楽買うことになんの価値もねぇよ、
そんな安っぽいドラマに乗せられてCD買うようなことなんか止めちまって、
お前が好きな音楽買えよ、っていう。
音楽なんて「べき」で買うようなもんじゃないだろ、JK。
ブーム?結構なことだ。ブームのない音楽なんか無いだろ。
音楽史のどの部分切ったって、ブームと音楽とは切っても切り離せないだろ。
それでいちいち頭冷やしてたら誰も音楽なんざ買わねぇって。
あれは、そのとき聴きたい曲に値段を付けるものなんだよ。
で、そういうお前が最近どんな音楽買ったのか聞いてみたいもんだな。
馬鹿にしないから言ってご覧?