mixiをローカルにバックアップする。


有料会員から無料会員になるとか、mixi日記から外部ブログに切り替えるとか、
そんな事情でmixiのデータのバックアップをとりたいと思うことはあるんですが、
mixi自体はそんな機能を提供していません。
(せめて日記だけでもエクスポートできると良いのに…)

しかし専用のツールを使えばバックアップをとることは出来ます。

以前も一度軽く紹介していますが、友人に聞かれたので、
改めてまとめておくことにします。

手順

まず、こちらからソフトウェアをダウンロードします。

みるくけーき@そふと

左メニューの「ダウンロード」からダウンロードページへ行き、
「Windows用バイナリ」をクリックしてダウンロード。適当な場所に保存します。




解凍するとこんな感じのファイル構成になっているので、
とりあえずはまず「configについて.txt」を読みましょう。
それを参考に「backup_mixi_config.txt」を設定します。



基本的には、mixiにログインするためのアカウントの設定と、
オプションの設定なのでだいたいはわからないことはないかと思います。

「del: 毎回再取得したい日記のアドレスの数字部分」というのは、
わかりにくいかもしれませんが、これは多分「足あと帳」を作ってる人向けで、
ログを取得するたびにここで指定された日記は新規取得するということかと。
(他はすでに取得されていれば取得しない)
ただバックアップしたいだけなら、設定する必要はありません。

その他は特に設定する必要はありませんが、
はてなダイアリに移行したいときはoption1を、
MovableTypeに移行したい時じゃoption2をそれぞれ0→1に変えておくと、
それぞれに対応した形式でデータファイルが書き出されるので便利です。



設定が終わったら保存し、
「backup_mixi.exe」をダブルクリックして実行します。
すると同じフォルダに「mixi_backup」というフォルダが作られて、
データが保存されていきます。




日記の容量や回線の混雑具合にもよりますが、
結構時間がかかるのでしばらく放置します。
僕の場合、丸3年1日1エントリくらい分の日記があって、
終了まで1時間半くらいかかりました。

気長に待ちましょうー。




バックアップ後は

バックアップ後は「mixi_backup」フォルダの「diary_index.html」から、
すべての日記が参照できます。
コメントも反映されています。

メッセージを読み返したいときは「msg_index.html」から。


取得した日記を他のブログに移したいとき(optionの設定が必要)は、
「for_hatena.xml」または「for_mt.txt」をインポートしてやればOKです。

※ ただ、はてな用には本文のタグがエスケープされないというバグが、
※ MT用には日付の秒2桁がないというバグがあるので、そのまま使えるかどうかは微妙です。