僕は大学時代、馬術部に所属して馬に乗っておりまして。
馬術の試合の時にたまに耳にしたのが、
っていう応援。
聞けば、馬術競技では声による指導に対して規制があり、
場合によっては競技人馬が失権(通常のスポーツで言うところの失格)になる、ということで。
本来なら、『頑張れ』と声をかけてあげたいところだけれども、
それだと規定に引っかかる可能性があるってんで編み出されたのががっちりなんだとか。
別に変わらないじゃないかとか思ったもんでしたけど。
今超ざっくり探したところではこれに当たる規定を見つけることは出来ませんでしたが、
まぁきっとなんかあるんでしょう。
むしろないと、大学コーチが吠えまくったりしそうだしね。
指導者の声で動く馬もいるしね。
(体育会系とかそんなんじゃなく、調教ってのはそういうもんです)
とにもかくにも、がっちり。
頑張れって言う(言われる)と、確かに頑張らなくちゃいけない感じがないとは言えず、
気力があるときは頑張ろうと思えるけど、無いときには若干重い時もあります。
その点、がっちりだったら、出来ることからやってこうよとか、
気を抜かずに集中していこうみたいな印象で、曖昧ではあるけど重すぎではないというか。
いや、まぁそれだとやっぱり試合の応援には向かないわけだけど(笑)
なんとなく、この声援が結構好きだったりするわけです。