かなり長くなったので、週刊誌、月刊誌、その他の順で分けました。
とりあえず今回は週刊誌編。
週刊誌
- 月曜日
-
- 週刊少年ジャンプ(集英社)
- アイシールド21(村田雄介)
珍しい、アメフトもの。連載開始時から読んでる。ルールがわからない人にもわかりやすいように、得点シーンを中心に描かれてる感じ。そのせいか個人の技術の描写に偏りがちで、正直『アメフト』としては物足りないけど、漫画としては面白い。
- こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治)
説明不要の『こち亀』。毎週は読んでないかなー飛ばすこともある。以前1巻から集めようと頑張って、40巻くらいで断念した記憶あり。現在の最新刊は…げ!160巻w
- トリコ(島袋光年)
最近始まった“食材ハンター”を主人公にした漫画。現在の地球に比べて、動物が巨大化/獰猛化し、食材も様々に変わっている世界で、危険を冒して食材を探し出す冒険もの。世界観が凄く良い感じ。
- HUNTER×HUNTER(冨樫義博)
ザ・不定期連載、HUNTER×HUNTER。好きだから読んでるんだけど…コミック持ってないせいもあって、もう最初の方とか忘れちゃったよ…
- ONE PIECE(尾田栄一郎)
海賊冒険もの。これも長いなぁ。確かに、ドラゴンボール化しては来てるけど、個人的には面白いなーと思って読んでる。まぁ確かに“能力者”溢れすぎだけどなw
ジャンプは正直言ってあんまり読むものないかなー。『トリコ』が始まるまでは、『アイシールド21』と『ONE PIECE』しか読んで無いときもあったくらい。新連載でも心ひかれるのが少ないんだよなー。僕が年取ったってことかな。 - アイシールド21(村田雄介)
- 週刊ヤングマガジン(講談社)
- 頭文字D(しげの秀一)
公道レースを描いた車もの。いや僕免許ないし車に興味はないんだけど、でも好き。連載中の今より主人公が高校時代の方が好きだったかなー。てか、ページ数が少なすぎる気がするんですけどw
- エリートヤンキー三郎 第2部:風雲野望編(阿部秀司)
主人公がヤンキー友達のドタバタに巻き込まれていくギャグマンガ。三郎自身は別にヤンキーではなく、家が金持ちのおぼっちゃんなんだけど、周りが度を超えてDQN。泣いて小便を漏らすと大魔王に変身する。
- 好色哀歌元バレーボーイズ(村田ひろゆき)
元々は色々あるけどやりまくるエロ漫画、という感じの漫画だった(前作:工業哀歌バレーボーイズ)んだけど。主人公たちが高校を卒業して就職してから、異常に切ない展開の連続で最近ちょっと読むのしんどくなってきた。
- 食べれません(風間やんわり)
不条理でシュールな四コマ漫画。最近は登場キャラが固定されて、一度に5つくらいの連載、みたいな感じになってる。そういえば今週号に、人類皆兄弟っていうけど兄弟だからこそ喧嘩するわけだし、人類皆他人だったら気も遣っていいんじゃね?っていうネタがあって、ちょっと唸った。
- 賭博堕天録カイジ(福本伸行)
ギャンブル取ったらダメ人間な、カイジが、様々なギャンブルに巻き込まれていく話。賭け事に関する頭脳は凄いのになぁ。
- 彼岸島(松本光司)
吸血鬼が支配する島に閉じこめられた主人公が、脱出を賭けて戦う話。主人公が成長していく姿というのもあるんだけど、とにかくモンスター(邪鬼と呼ばれる)の造形がキモ過ぎて凄い。
- 湾岸ミッドナイト(楠みちはる)
車のチューニングに命を賭ける奴らのお話。かなりヤンキー系というか、不良系なんだけど、出てくる言葉が深くて感じるものがたくさんある。コミックス揃えようかなぁ…と思ったんだけど、40巻まで出てるのね…これは厳しいわw
書き出したら意外にも数が多かった。ちょっとびっくり。昔はヤンキー雑誌みたいな印象があったんだけど、最近はそうでもなくて普通に面白い。 - 頭文字D(しげの秀一)
- ビッグコミックスピリッツ(小学館)
- 気まぐれコンセプト(ホイチョイ・プロダクションズ)
独特のウィットが冴える4コマ漫画。広告代理店の営業をいじることが多い。ちなみに連載開始の1981年から27年間休載したことがないらしい。すげぇ。
- じみへん(中崎タツヤ)
文字通り、地味で変な4コマ漫画。いや本当はジミ・ヘンドリックスから来てるらしいけど。淡々とした中のちょっとしたジョークが面白い。
- 上京アフロ田中(のりつけ雅春)
元々は高校アフロ田中だったんだけど、主人公田中の成長?に合わせて、高校→中退→上京とタイトルが変化。なんつーか、そうそうこんなんだったよ俺も的なアレが良い感じ。
- バンビ?ノ!(せきやてつじ)
一流イタリアンレストランで修行をする身である主人公が、成長していく様を描く。なんだろうなー普通に店に行きたくなる/料理を食べたくなる漫画。ドラマ化もされたみたいだけど、その前から読んでるぜ!といってみるテスト。いや、立ち読みだけどね…すんません。
- ラストイニング(中原裕、原作:神尾龍、監修:加藤潔)
高校野球の話。生活態度は褒められたもんじゃないが、頭の切れる監督がチームを率いる。その筋道の立て方というか、人間(それも自分よりだいぶ若くてナイーブな高校生)との接し方というか、そのあたりが面白い。
- チャンネルはそのまま!(佐々木倫子)
佐々木倫子さんの新作。天然でうっかりものの新人アナの成長を描く。なかなか見かけないなーと思ったら、月イチ連載らしい。登場人物がどう見ても藤村Dで笑えるw
- ホムンクルス(山本英夫)
他人の深層心理が、現実のようにイメージ化されて見える主人公が、自分を取り戻していく姿を描く。人間の様々な欲望や思いを上手く描いているなーと思う。現在は不定期連載。
ビッグコミックスピリッツは、モーニングと並んで良作の宝庫。好きで読んでた『OMEGA TRIBE』は、アホみたいな夢オチに近い終わり方で、もの凄くげんなりしたけど。 - 気まぐれコンセプト(ホイチョイ・プロダクションズ)
- 週刊プレイボーイ(集英社)
- キン肉マンII世(ゆでたまご)
キン肉マンの息子、万太郎を描く。原作者による原作レイプ的な部分もあるけど、きっちり締めるとこは締めるまさにプロレス的な漫画。
- たいようのマキバオー(つの丸)
みどりのマキバオーの続編。ミドリマキバオーは種牡馬入りしなかったが、ミドリマキバオーの半妹マキバコの息子。地方競馬で頑張る姿が、競馬を憂う作者の気持ちなのかなぁとか。
漫画雑誌じゃないけど、この2作だけでも読む価値十分。いや昔は他のコラムも読んでたんだけどね。なんか面倒になっちゃって、最近はたまに松本人志のコラムとイチローのインタビューを読むくらい。 - キン肉マンII世(ゆでたまご)
- 週刊少年ジャンプ(集英社)
- 水曜日
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- 週刊少年マガジン(講談社)
- あひるの空(日向武史)
一流プレイヤーはいるものの、総合的に見て普通以下の九頭龍高校(通称クズ高)バスケットボール部。本人たちの努力にもかかわらず、負け続け、ついには不祥事(喫煙による火事)によって部解散にまで…しかし、そうしたことを糧に成長していく姿がいい。確かに雰囲気はスラムダンクに似ているところもあるけど(作者が大ファンらしい)、これはまた別のバスケ漫画。コミックス欲しいな。
- ダイヤのA(寺嶋裕二)
荒削りながら光る部分もある主人公が、強豪校の中で頭角を現していく高校野球の話。いやこの漫画で一番凄いのは、強豪校らしく様々な決めごとのある中できっちり野球をやっていながらも、常に遊びの部分を残して硬直しない野球をしてる監督かなーと思う。
- 賭博覇王伝 零(福本伸行)
福本伸行、というだけで読み始めたらやっぱり面白い。単純なギャンブルというよりは、謎解き主体の構成。黒幕はやっぱり金持ちのじじい、ってところが福本作品っぽい。
- はじめの一歩(森川ジョージ)
ボクシング漫画。主人公一歩の成長を描く。てか、これはコミックス持ってます。70巻くらいで止まってはいるけど、そのうち買い足す予定。これだけ長く連載してるのに、ドラゴンボール化せず、マンネリ化せず、常に面白いのは凄いと思う。
- FAIRY TAIL(真島ヒロ)
魔法が登場するファンタジー漫画。大人向けではないなーとは思うけど(苦笑)、なんか好き。
- もう、しませんから。(西本英雄)
ノンフィクションもの。てか、西本英雄による体当たり取材を漫画化したみたいな感じ。通称、もうしま。面白さは…うーん、上手く説明できんw
マガジンはなんだかんだいって面白いよなー。『はじめの一歩』だけでも十分だけど、それ以外にも。 - あひるの空(日向武史)
- 週刊少年サンデー(小学館)
- クロスゲーム(あだち充)
あだち充による、まさにあだち充な野球漫画。主人公がもう完全に絵でキャラ付けされてるから、わかりやすい。少し複雑な恋愛模様がどう変化していくか、興味のあるところ。
- MAJOR(満田拓也)
幼稚園編から描き始めて、メジャーにまで到達しているってのは凄い。最近は、MLBが舞台になることが多いけど、環境やスタジアム、選手の心理をきっちり描けてるところが良い感じ。ちなみに先週号のギブソンの言葉にはちょっとグッと来た。
いつの間にか読むものがなくなってる、サンデー。なんか中途半端な可愛いヤツばっかりなんだよなー印象として。もうちょっとちゃんと見てみようかしら。 - クロスゲーム(あだち充)
- 週刊少年マガジン(講談社)
- 木曜日
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- 週刊少年チャンピオン(秋田書店)
- 元祖!浦安鉄筋家族(浜岡賢次)
驚異的に元気な小学生、小鉄とその周りのドタバタを描くギャグ漫画。シュールなまでの不条理な展開が、なんかもう懐かしさすら感じるけど、それが面白い。
- 範馬刃牙(板垣恵介)
格闘漫画。…かなぁ。強いものをひたすら目指すバキの成長を描いているシリーズなんだけど、なんかもう強くなりすぎてよくわからんw親父との決着はまだかなぁ?
- ストライプブルー(森高夕次・松島幸太朗)
ショー☆バンの続編。両手投げの主人公が、甲子園を目指す話。それにしても野球漫画多いなw
- ドカベン スーパースターズ編(水島新司)
いわずとしれたドカベンのプロ野球編…の続編。水島新司は結構好き勝手に適当なこと描いてるんだけど、でもそうなったら面白いよなーってことばっかりなんだよな。ならんかなぁ。
『バキ』のためだけに読みはじめたと言っても過言ではないチャンピオン。でも、今では『浦安鉄筋家族』もかなり好き。 - 元祖!浦安鉄筋家族(浜岡賢次)
- モーニング(講談社)
- 宇宙兄弟(小山宙哉)
宇宙飛行士を目指す兄弟の物語。宇宙飛行士になるには、頭脳や体力だけでなく、様々なものが必要みたいで…なんとなく、弟にずっと死亡フラグが立ってる気がするのが気になるところ。予想が外れてくれれば良いんだけど。
- エレキング(大橋ツヨシ)
ひたすらシュールだけど、ハッピーな4コマ漫画。僕は好きだなぁ、この雰囲気。コミックスで欲しい。
- エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-(三田紀房)
ドラゴン桜の続編的お話。相変わらず人の心理を描き出すことが多いんだけど、同時に仕事についても考えさせられる。
- OL進化論(秋月りす)
OLの日常を描いた、いわゆるあるある系の4コマ漫画。特別変わってるって訳ではないんだけど、必ず読んじゃうのな。面白いと思うー
- カバチタレ!シリーズ 特上カバチ -カバチタレ! 2-(田島隆/東風孝広)
より弁護士に近い感じの行政書士ってことで、人の様々なトラブルに踏み込んでいく。たまにストーリーが重すぎて嫌になって読まないときもある。基本的には面白いんだけどね。
- ジパング(かわぐちかいじ)
第二次大戦の時代にタイムスリップしてしまった自衛隊・イージス艦の戦いを描く。歴史上の人物が魅力的に描かれていて面白い。風呂敷の広さに定評のあるかわぐちかいじが、これをどうまとめてくるかが見物。
- へうげもの(山田芳裕)
古田織部が主人公の、ノンフィクションもの。戦国時代の美に焦点を当てたという意味でも価値があるし、描くの大変だろうなーと思う。歴史上の人物だけに、古田織部の最期はわかってしまうわけだけど…どう持って行くか期待も。
- 天才柳沢教授の生活(山下和美)
昔コミックスで読んでた時期があって(大学の部室にあったのかな)、それ以来読んでる。柳沢教授の頑固なんだか柔軟なんだかよくわからない、でも気持ちの良い性格が良い。あと、姪の華子が可愛い。そうそう大人を真似しようとするよなーとか。
- バガボンド(井上雄彦)
井上雄彦の描く宮本武蔵。宮本武蔵ってのは、ただ剣が強いだけの暴力人間ではなかったんだ、というのは、吉川英治なんかで読んで知ってたけど、それよりもさらに一歩深い気がする。これもコミックス買っておくべき作品だなぁ…
モーニングは、主役から脇役まで抜けが無く面白い作品がそろう。やっぱ凄いよな。 - 宇宙兄弟(小山宙哉)
- 週刊ヤングジャンプ(集英社)
- 風の陣(本宮ひろ志)
ヨットを主体にした、まさに本宮ひろ志な漫画。ただなーなんとなく、せっかく用意した色んな登場人物をきっちり描き出さないまま終わりそうな予感が。ちょっと心配。
- TOUGH(猿渡哲也)
格闘漫画。灘神影流っていう筋があるからか、精神面の描写も多いかな。複雑な家庭環境が、ほどよい味付け…っていうか鬼龍は本当に死んじゃったの?
- ハチワンダイバー(柴田ヨクサル)
将棋漫画。主人公は、プロ棋士になれなかった元奨励会員。その彼が裏世界の真剣師との勝負の中で成長していく姿を描く。これはたぶん連載開始時から読んでるんじゃなかったけかなぁ。面白い。
- べしゃり暮らし(森田まさのり)
漫才コンビを目指す2人組を描いてるんだけど、やっぱり抜群に面白い。あと、アレはさすがに泣いた。なんでだよ…って言うだろアレは。ちなみにこれはコミックスは持ってないけど、雑誌移籍時に出た総集編を持ってます。コミックスでも買いたい。
- リアル(井上雄彦)
車イスバスケの世界を描いた作品。障害者の人だって、健常者と同じように色んなこと思い、行動していくんだよね、って思わされた。心象描写が細かくて、色んなことを感じる作品。
ヤングジャンプは意外にもあんまり読んでない。なんとなく、本の後半に行くほどエロが多くなっていくような…(苦笑)あと、隔週連載や休載が多いんで、開いてみないとわからない、ってのもあるな。 - 風の陣(本宮ひろ志)
- 週刊ヤングサンデー(小学館)
- クロサギ(黒丸・原案:夏原武)
映画化されたんだっけ?素人をだます詐欺師(“シロサギ”)をさらにだます“クロサギ”を描くお話。メインにその話があり、その前後に心情的なエピソードが配されて緩やかにストーリーが進んでいく。面白いよね。
- 絶望に効くクスリ(山田玲司)
色んな人にインタビューし、人生へのアドバイスをもらうドキュメンタリ。山田玲司は好きだし、昔はきちんと読んでたんだけど…最近は妙に説教くさくてその割に希望がないんで、あんまり読んでないっす。
- 鉄腕バーディー(ゆうきまさみ)
なぜか、1つの体で異星人と同居することになった少年の話。SF。やっぱ、ゆうきまさみは好きだなぁ。うん。それだけで無条件で読むな。
休刊が決まったらしい“ヤンサン”。数は少なくても(買って無くても)結構好きな雑誌だったんだけど。でも確かに取り扱ってるコンビニ少ないしなーチャンピオンよりもさらに少ないからな。そりゃやばいよな。 - クロサギ(黒丸・原案:夏原武)
- 週刊少年チャンピオン(秋田書店)
- 金曜日
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- 週刊ファミ通(エンターブレイン)
- いい電子(みずしな孝之)
みずしな孝之の日常を描く…ような作品。掲載雑誌がファミ通なんで、基本的にはゲーム関係の話が多いんだけどね…面白いのはむしろその外側って言う。それがいい。みずしな孝之はブログも読んでるなぁ。
全然漫画雑誌じゃないけどw『いい電子』のためだけに読んでる。 - いい電子(みずしな孝之)
- 週刊ファミ通(エンターブレイン)
というわけでまとめてみた。
基本的に立ち読みして面白かったらコミックスも買う。
それが礼儀だと思うし、礼儀とか抜きでも手元に置いておきたくなるからね。
で、こうやって見返してみると、面白くて楽しみにしてるのに、
きっかけが無くてコミックス買ってない漫画がずいぶんあることに気づく…
けど、全部買ってたら当然金もたないしなぁ。
『エレキング』『湾岸ミッドナイト』『いい電子』
『気まぐれコンセプト』『べしゃり暮らし』『あひるの空』
あたりは機会があったらコミックス買いたいな。うん。
月刊誌編、その他編に続く。
(作品は掲載誌毎にアイウエオ順、敬称略)
追記:2008/07/03
ああっ!『ハチワンダイバー』忘れてた!今、立ち読みしてて思い出した。
というわけで、週刊ヤングジャンプに『ハチワンダイバー』追加。