『放任專用』の謎。

京都でたまに見かける、軒先のこれ。

放任專用

放任專用ってなんだ?と長年の疑問だったんだけど、ようやく解消。


このページによると。

ハリガミ1:琺瑯看板
「お願い」や「お断り」等を記した掲示物を、材質にかかわらず路上観察で「ハリガミ」と言います。以下のものは琺瑯ハリガミとでも言えるものです。商品や店舗のPR用ではありませんが、こういうものが個人的にはとても好きです。ちょっとしたものでも琺瑯で作っていた時代があったのですね。

京都市上水道は明治40年起工。「放任」給水とは1か月定額料金で使い放題のシステム。初期の上水道の料金システムは、メーターの不足などで、一般家庭は使い放題に設定していた自治体が多かったのですが、使わなければ損という意識が働くのか、特に夏場の水不足に悩まされるところも多かったとか。
「共用」栓というのは、アパートや長屋のように、何世帯かで共有されている給水管のことです。共用栓は専用栓よりも早く計量制を導入した自治体が結構あったようです。

今は、すべての水道は、計量制で使っただけ払うシステムだけど、
昔は月額定額で使い放題っていう料金プランもあったとのこと。

なるほど、その名残だったんだ。


何を放任するのか、俺ら好きにやってるから構わんといてくれ、

…ということかと思ってたけど違ったw


なるほどねー。すっきり。


■ 参考

京都市??上下水道局
お客さま宅の水道料金は・料金表/京都市??上下水道局??営業課