BECK volume32 (32) (KCデラックス) ハロルド作石 講談社 2008-02-15 by G-Tools |
月刊マガジンで連載中のBECK最新刊。
…まぁ、最新刊と言いつつも、2月に出てたんだけどようやく購入。
前巻(31)にて、アヴァロン・フェスでのライブを終了し、
フェス自体が予定調和に向かって進んでいく中で、
しかしそれをぶち壊す事態が劇的に起こる今回。
いつも、別にBECKの最新刊をブログで取り上げたりしないんだけど、
この間に収録されている回は…仕事帰りにコンビニで立ち読みしていて、
立ち読みしてる自分ってのはよく分かってたのに涙がこみ上げてきた回。
かなり、やばかった。
これを自分の部屋のベッドで読んで、
もう1回読んでるはずなのに、やっぱりまた泣いた(苦笑)
月刊マガジン誌上では、この巻を境に、
起承転結の「結」に入る(“最終章突入”)と書かれていたけど、まさにそうだなぁ。
ここまでの物語を形作っていた多くのパーツが、
1つのブレイクスルーによって一気に1つになって行く。
急な展開に戸惑うけど、でもよーく見ると、
まだまだ回収されていない色んなことが残ってる。
それをきっとこれから紡いで、物語は終わりへ向かうんだろうね。
あー多分、またコンビニでウルウル来るんだろうなぁ。
や、相当痛いなとはわかってるんだけど、
涙腺に来ちゃうんだから仕方ない。
休みの日に読むことにしよう…