RSSによる情報配信は“PULL”と、よく言われますな。
ネットで検索してみると、RSS以前にPULL型としてあげられてる対象は、
いわゆる普通のWEBサイト。
それに比して、ユーザに自主的に情報を配信できる(PUSH型の)ツールです、
みたいな感じで、メールマガジンの売り込みが行われてますな。
ま、要は、PUSH型はサイト主体で情報を届けられる、
PULL型はユーザ主体で情報を届けられる、みたいな感じ。
んで、RSSはPULL型と言われるんだけど、冷静に考えてみると、
メールマガジンにしても、RSSにしても、ユーザに発見、選択してもらわないといけないんだよね。
だから、情報配信の部分だけ見れば、確かにサイト主体なんだろうけど、
購読してもらえるかどうかも含めると、結局は、両方とも同じでユーザ主体何ではという気も。
で、一方で、購読してもらっているユーザについては。
確かに、メールマガジンは自由なタイミングで、自由な内容を配信できる、と言えるけど、
でもまーRSSだって、別に内容は自由なわけで。
広告を挟もうが、イベント情報を流そうが、問題はないよね。
(最近は、RSSに広告を挟んで配信するサービスもあるもんね)
そういう意味で、情報配信の部分だけ考えると、
RSSだって十分にPUSH型なんだよな…
そう考えると、
WEBサイトはユーザーが情報を引き出すPULL型の情報提供で、メールマガジンは情報を一方的に配信する PUSH型の情報提供です。
っていう書き方は、情報提供ホールの印象と、
購読率を高めるまでの過程とを、混同してるんじゃないかなーとか。
ただま、メールマガジンで配信されるデータには、汎用性がないけど、
RSSのように、XMLで配信されるデータには色んな汎用性があるわけで、
そういう意味で言えば、メールマガジンは、RSSの一部分、
つまり、1エントリ限定で、メールソフト対象に独自拡張されたフィード、
みたいな感じにも考えられる…って完全に夢想だけど。