スクリーンキャプチャサービス。

暫く前から、どこかの記事/エントリを引用させていただく際に、
SimpleAPI提供のキャプチャサービスを利用させていただいています。

SimpleAPI その1.ウェブサイトサムネイル作成API

もうほんとに何の文句もなく、便利なんですが、
ただこれを書いている今現在、サーバが落ちているようです。

ちょうど良い機会なので、他にそんなサービス無いかなーと探してみたところ、
ちょうど良いサイトが見つかりました。


ただ問題は、そのサイトが、なんていうか、膨大な数のブログにクロスポストして作られた、
SPAMブログだったので、引用元として上げるのはどうかという…(苦笑)
(→ Yahoo!ブログ検索 – 「サムネイルのリアルタイム生成」の検索結果

一応、ソース元も探してみたのですが見つからなかったので、
情報として上記検索結果の内の1つから、
国内のキャプチャサービスを抜粋/引用させていただきますと。


おー…知らない間に結構たくさんありますなぁ。

せっかく何で、それぞれレポートしてみましょうか。





0. SimpleAPI – ウェブサイト・サムネイル化ツール

(サーバが落ちてるのでとりあえずレビューは保留です)



1. MozShot
バックグラウンドがGeckoのスクリーンキャプチャ。
ってことは、このサービスで撮るとデザインが崩れるサイトもあるわけですね;

サイズはデフォルトで、
小(64×64)、中(128×128)、大(256×256)の3種類が用意されていますが、
その他に、複雑なやり方
またはシンプルなヘルプの中の”Get 800×600 image”などで、
任意のサイズのスクリーンショット撮影も可能です。

また、スクリーンショットにはドロップシャドウが自動的に付加されます。



2. HeartRails Capture
次の5種類のサイズの中から、1つを選んで作成できます。

  1. tiny … 60×45
  2. small … 120×90
  3. medium … 200×150
  4. large … 400×300
  5. huge … 640×480

個人的には、正方形の方が扱いやすいのですが、
シンプルかつ直感的なUIは使いやすいと思います。

さらに特徴として、画像だけではなく、PDFでも出力できます。
これはいいですねぇ。
普段、テキストとしてWEBに掲載されているデータのPDF化に関しては、
ほぼ反対派と言っていい僕ですが、
印刷を前提としたファイルとしては、PDFに優るものはないかと。
便利だと思います。

(ちなみに、個人利用の範囲において無料、とのことです)



3. IgWebCap
日に数回、自動的に更新されるサムネイルを作成できます。

幅、高さ、待機時間、影の有り無しを指定でき、
大変高機能なんですが…ソースが長すぎます(汗)
(→ なぜか、ソースだけで8KB以上あります)

いくらコピペするとはいえ、
コピペするテキストの量にも適当な長さというのがあるような…

常用するにはちょっと難しい気がします。



4. Thumbnail API
シンプルなUI。
サイズ指定は、5種類。

  1. 200×150
  2. 160×120
  3. 120×90
  4. 80×60
  5. 40×30

ブログなどの使用を意識してか少し小さめですね。
デフォルトは横長になっていますが、詳しい説明に従えば、
一定幅の中で、任意に大きさを指定できます。

また、もう一つの特徴として、
グレースケールでキャプチャを撮れる、と言う機能もあります。
これはこれで、なかなか味があるかも。

SimpleAPI風の『枠付き角丸』という装飾もあるのですが…
んーちょっと見栄えがイマイチかも。
もう少し太線で、Rが大きくても良いかもしれません。



5. WebScan.JP
サイズを自由に指定できたり、
出力サイズを調整できたり、
ファイル形式を、PNG/JPG/BMPから選択できたりと、
非常に自由度の高いサービス。

ただ…現時点で処理がなんか随分と遅いんですね;
画像は確認できませんでした。
残念。



6. WEBをキャプチャしてミル?
シンプルなUI。
ただ現在は動いていないようです…実験的な意味合いだったのかな?

ちなみに、内容は、コマンドラインで、
“CrenaHtml2jpg”というソフトを動かしているとのこと。

ん。てか、このソフトも面白いですねぇ。
試してみようかな。

ダウンロード・CrenaHtml2jpg WEBページをサムネイル画像に!



7. はてなスクリーンショット
独立したキャプチャサービスと言うよりも、
はてな内の各サービスのためのキャプチャ機能、という方が正しいかも。
APIを叩いて、任意のURIのスクリーンショットを撮ってくる…
というようには出来ていません。

ただ、そのサイトをはてなブックマークに登録したり、
はてなダイアリ内でスクリーンショットを撮るように書けば、
スクリーンショットを撮影してくれます。




■ まとめ


うーむ。

随分数ありますねぇ。
そして、こうやって並べてみると分かるけど、それぞれが結構一長一短。


SimpleAPIが受けた理由は、
もちろんサービスインが早かった、と言うのもありますが、
サムネイルの造形が他に比べて優れていた、と言うのもある気がします。
あの特徴的な角丸はなかなか出せない味ですねぇ。


今回紹介した中では、MozShotのドロップシャドウが、
なかなかおしゃれな感じで良かったかな?

とは、Thumbnail APIのグレースケール。
例えばこれが、グレースケールに加えてセピアがあったら、
かなり需要がある気がします。



サイズに関しても、結構ばらつきがありますね。

ブログで使うなら、通常、幅200pxもあれば十分だと思いますが、
資料としてプリントしたいならそれでは物足りない。

そう言うときには、HeartRails CaptureのPDF出力。
大きな画像でも良いけど、やっぱりコストが高いんで。

…あ、でも書いてみて気付いたけど、資料に使いたいんなら、
WEBサービスより、ソフトウェアを選択した方がいいかもね…
ここでは紹介しませんが、ソフトウェアでも、
便利なソフトが沢山あるみたいです。

やっぱりWEBサービスとしては、
タグ込みで吐き出して、ブログに利用してもらうっていう形が、
ある意味で基本形なのかもしれません。



そんな感じで。