【まとめ】 YouTubeからファイルをダウンロードし、再生する。

ほとんど『動画アップローダー』と同じような使い方をされている、
動画共有サービス『YouTube』。
いやー便利ですね。

ネタとして眺めた動画の9割以上は、もう二度と見ることはないと思いますが、
中には気に入って、何度も見たいものもあるでしょう。
事情により、削除されてしまう前に、保存しておくべきでは…?

まずは、簡単に保存のまとめ。


■ 保存する

保存の方法は色々あるんですが、個人的に一番便利だと思うのは、
VideoDownloaderを使う方法。

Download videos from Youtube, Google, iFilm, Metacafe, DailyMotion, Music.

詳しい解説は、この辺のサイトを参照していただくとして、
簡単に説明すると、動画のページのアドレス(URL)をコピーし、
上のリンク先の、入力欄に貼り付け、『DOWNLOAD』をクリックする。
それだけ。
(保存するときは適当にファイル名を付け、最後に.flvを加えて保存しましょう)


ワンタッチでやりたいヒトは、環境によって、ブックマークレットを利用すると楽です。

NOBODY:PLACE – MUTTER: [メモ] Sleipnirブックマークレットを追加/VideoDownload/FreshReader

保存用ツールとか、FireFox用Extensionもあるよう。
お好みと環境に合わせてどうぞ。

もりもりもりあがる雲へ歩む:VideoDownloader ― Firefox Extension

YouTubeの動画を保存するツール


落としてきたファイルは、FLV(Flash Video)というファイルなんですが、
何らかの設定をするか、専用のツールを入れないと再生できません。

というわけで、再生のまとめ。


■ 再生する

専用のツールも色々あるんですが、
表示の大きさを変えられなかったり、シークできなかったり、
機能が不十分なものばかりで、これと言って定番のソフトがないのが実情です。
(こんだけ流行ってるんだからなんとかならんのか、と思うけど)

というわけで、手段としては、

1) 既存のプレイヤーを拡張して使う
2) 別の形式に変換して再生する

ということになりますな。


1) 既存のプレイヤーを拡張して使う
結論から言うと、これが一番楽です。
時間も掛からないし。
参考にしたサイトは、ここ。

YouTubeのFLVファイルをMedia Player Classicで快適再生 : 小心者の杖日記

Media Player Classicというのは、今よりもっとシンプルだった、
Windows Media Playerを、まるまるパクって、
軽快なアプリとしてリリースしてしまったモノです。
シンプルとはいえ、機能は十分。
FLVの専用プレーヤーよりよっぽどマシです。

このアプリケーションは、標準ではFLVに対応していないのですが、
それを無理矢理対応させて使ってしまおう、というのが、このやり方。


まず、Media Player Classicをインストールします。

ダウンロード | Media Player Classic rev.611 日本語版 – マルチメディアプレイヤー

ダウンロードすると、
『.7z』という拡張子の付いたファイル(7-zipという圧縮方式らしい)が出てきますが、
これは、Lhazというソフトで解凍できます。

Lhazのページ

こちらはダウンロードした実行ファイルを実行し、インストール。
設定画面で、忘れずに、『.7z』に関連づけておけばOK。

これを利用して、先ほどのMedia Player Classicのファイルを解凍すると、
そのまま、実行ファイルが出てきます。
これが本体です。
適当な場所に置いておきましょう。


次に、Media Player ClassicをFLVに対応させます。
それには、FFDShowというものを導入します。
これは、ファイルを再生するのに必要な『コーデック』のパッケージです。
つまり、導入するだけで、多くのファイル形式対応できるということで。

ダウンロード | FFDShow 20060526 – MPEG-4 DirectShow, コーデック

インストールはこのページからダウンロードしたファイルを実行するだけ。
その後、参考サイトを参考に、設定してやれば、準備OK。

あとは、動画ファイルをダブルクリックするだけで、
Media Player Classicから再生できます。


2) 別の形式に変換して再生する
一方で、別の形式に変換する方法もあります。
この利点は、例えばMPEGに変換すれば、それらを、
他のアプリケーションで管理できるようになる、ということです。
(僕の場合、一部動画はiTunesで管理しています)

変換するソフトウェアも色々ありますが、フリーで簡単と言えばこれでしょう。

Riva VX: Downloads – Riva FLV Encoder

サイズに依りますが、
それほど負担を感じることなく、変換が可能です。
詳しい導入の仕方や、使い方に関しては、この辺を参考に。

aki-初心者向けYoutubeとFLV: 初心者向けのYoutube動画をMP3やWavやMPEGにする方法(Riva FLV Encoderを使う)



以上、今後進むであろう、YouTubeを舞台にした、『違反者狩り』を前に、
保存しておこうじゃないか、という予習でした。
(個人的には、おかげで『死蔵していた』多くの映像が再発見されて、
非常な貢献もしている、とおもいますけどね)


あ、お約束ですが、決してYouTubeの利用を推奨するエントリではありませんよ。
各自、自己責任でご利用下さいませ。