トリノ・オリンピックに全く興味が沸かないんです。

世間は…というか、TVはトリノ・オリンピック一色になっているらしいですね。
毎日街を眺めていても、全く実感がないんですが、
大会期間中の放映時間が、NHK124時間、民放各社合計108時間なんて聞くと、
あーもう、そういう風になってるんだな、と思ったりするわけですが。


実際、私自身どうなのかと考えると、なんというか、もう殆ど興味がありません。
TVでもチェックしてないし、ネットで成績をチェックするなんてこともしない。
もちろん各競技の有名選手および有名日本選手辺りは知ってるんですけど、
これと言ってそそられることがない…
スポーツ全般、ほぼ分け隔て無く好き(好きの量の差はあるにしても)な私にとっては、
これは結構な『事件』です。


昨日になって、ようやく、
Numberの最新号(→646号:Shine Like Gold, TORINO 2006 PREVIEW)を買ったんですが、
文字通り、トリノ・オリンピック特集号で、読むところが無く、
結局いつも通り、巻末の『Number on Number』から読み始めて、
小コラムを眺めて、終わりにしてしまいました。うーん。


冬季オリンピックって、夏季オリンピックとは違って、競技数が本当に少ないんですよね。
まぁ、色々な種目あるけれども、種類としては、
スキー、スケート、バイアスロン、ボブスレー、リュージュ、アイスホッケー、カーリングの
7競技82種目と言うことになるらしい。
(参考:[スコアカード-Olympic Road] トリノ五輪で好成績が期待できるマイナー競技。

シドニー・オリンピックが、28競技300種目だから、規模で言えば約4分の1。
規模が小さいからと言うわけではないんだけど、
どれもが結局は同じことに感じられて、見ていて飽きてきてしまうことと、
(大回転とスーパー大回転って、競技者は大違いでも見てる方は…)
特にトリノなんて言う場所で開催されている競技を眺めると、
あーやっぱり、基本的にヨーロッパのスポーツだよね、という感じを受けてしまう。
つまり、オリンピックなんかより、
たまにTVで見るスキーW杯の方が断然、格好良く見える。
この辺りは、自転車競技、サッカーなどでも感じることがあるけど…


そういうわけで、どーも、興味が持てない。
臨席の友人の話題振りにも、曖昧な返事。
(昨日は、DVD聴きながらゲームやってました)

1998年、長野の時は、結構かじりついてたんだよなぁ。
時差が無く、学生で、馬術部のクラブハウスにずっといたという、
個人的な環境もあるんだけど、やっぱり身近に感じられたし。

…それでも、よくよく考えれば、覚えてるのは、スキージャンプと、清水だけだなぁ。
他の競技をひっくるめて、オリンピックを見たという感じがない。
夏期だと、日本人選手が全く出てないような競技でも、
進んで楽しんでみてるのに。


まぁ、日本中が熱狂してる(らしい)のも、どうせ2/26までの話なので、
それまでしばらくは我慢することにしようか。

僕は、この時期だけやたら持ち上げられるウィンター・スポーツの選手よりは、
(もちろん、本人に責任はない)
海外のトライアスロンの大会で、25位とかになってる日本人選手の方が好きだなぁ。
どうせなら、そういう選手も応援して上げて下さい。

JTU Web Magazine – 社団法人日本トライアスロン連合 –

追記
あ、なんか書き上げた後、違うことを思ったので少し。

例えば、アイスホッケー競技自体は最高に面白いんです。
多分、アイスホッケーとしては、国同士でぶつかり合う最高の舞台だと思うし、
夏季オリンピックで言うところのバスケのような、
華のある競技になってる。
僕自身は、NHLに全く興味がないので、
超スーパースター以外は名前も知らないし、ルールも曖昧だけど、
実際に見てみると、大層面白い。

同じようなことは、アルペンスキーでも言える、
上で、大回転とスーパー大回転が…と書いたけれども、
どっちがどっちだって良い、あのスピード感はテレビを通しても伝わるし、
凄く面白い。

ただなぁ…オリンピックというパッケージにまとめられちゃうと、どうも、ダメだね。
多分、フィギュア・スケートも、ネットかスポーツニュースで結果を知ることになると思う。
夏季だと、名前しか知らないマイナー競技でも見るのに、不思議なことだ。