は、恥ずかしい…
当たり前ですが、記事はこんな感じです。
米控訴裁、ヤフーの訴えを棄却–ナチ関連商品をめぐるLICRA裁判で – CNET Japanフランスの裁判所命令の執行力がYahooの米国サイトに及ぶか否かをめぐる裁判で、連邦控訴裁判所は米国時間1月12日、Yahooの訴えを棄却した。
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ところで、このニュース、個人的にはなんだか釈然としないんですけれども、
どういうことなんでしょうか。
ヤフーの訴えは、フランスの法人ではないヤフーが、
ネット上のことについて、フランスの裁判所の影響を受けるのか、
いや、アメリカの法人なんだからフランスの裁判所は関係ないだろ、
ということ。
それを棄却ってことは、バカ正直に受け取ると、
ネット上のサイトは世界中のあらゆる裁判所の命令に従わなければならない、
ということにならないか?
ナチ関連商品に対するアメリカの裁判所のスタンスは、
この請求に関しては関係ないわけで、
(別件ということだ)
それを拠り所にこの件を裁くのは論理のすり替えのような気がするんだけれども。
フランスの裁判所には従う必要はない、
ただし、ネット上で人種差別を助長させるような商品を売ることは、
アメリカでも違法である、という結論なら納得いくんだけどなぁ。
なーんか微妙。