Upgrade -> MovableType 3.2

9/30にリリースされた、MovableTypeの新版、『MovableType 3.2』。
コレと言って大きな問題も起きていないようだし、
システム的に結構大きな改変があったようなので、
思い切って導入してみました。


Six Apart – MovableType News: Movable Type 3.2 日本語版の提供を開始


とはいえ、いきなり投入してアップグレード…は恐いので、
まずは、バックアップから。
このサイトはエントリ数が結構あるので、コレには時間が掛かる。
(Mutterのバックアップファイルは、3.49MB)
しかもサーバが不安定だと、バックアップが正常に終わっていないのに、
ダウンロードがうち切られることもあり…チェックが必要。

本当は、MySQLからDBレベルでバックアップを取る方がいいんだろうけど、
なんかもう面倒だったので、コレで良しとする。


その後、mt-config.cgiの変更。
今までは、mt.cfgというファイルだったが、名前が変更になった。
DBの設定や、エンコードの設定を慎重に行う。

既存のバージョンへの上書きアップグレードではなく、
別のディレクトリにアップした後、名前変更というパターンを取るため、
それに合わせて、mt-config.cgiも記述。
(コレは実はあんまり意味がなかったことがあとで発覚)


全ファイルのアップロードが完了したら、
mt-check.cgiを動かし、チェック。
問題なければ、index.htmlにアクセスし、ログイン→アップグレード。
ちなみに、最初これを行ったとき、全くアップグレードが始まらなくて困った。
原因は、僕が、mt-config.cgi上の、mt-staticのパスを間違えていたため。
アップグレードはJavaScriptを利用して行われるので、
mt-staticが間違ってると、動作できないわけで。
その後個々を修正したところ、1分ほどで終了した。

なお、このアップグレードでは、データベース形式も変更するようなので、
ダウングレードするには再インストールってことになるだろうし…
別ディレクトリでアップしても、意味がなかったわけだ。


その後の設定は問題なく終了したので、
ここで書いた再Hack手順に従って、ボタンなどを追加。
(ただし、blockquoteなどに関してはCSSで対応予定)
また、フォント表示が気にくわなかったので、textareaなどでも、MS P ゴシックを使うように設定。
Macからは多分使わないからね。


そんなわけで、無事完了。

全体としては、データベースもいじるし、UIも変更されてるし、
大きな変更…なんだけど、それらは全部プログラムがやってくれるし、
ユーザは、マニュアルに従って作業すれば、何の問題もなく進めるかな。


実際の使い勝手は…
まだあんまり試してないけど、検索が出来るようになってることや、
トラックバック数なんかもチェックできるようになってるのは便利。
その他、表現がわかりやすくなってたり、タブ式になってたり。
なかなか面白いかも。

まぁその辺はまた改めて。