たまに拝見しているブログに、
【匠のデジタル工房・玄人専科】というサイトがあるんだけれども、
そこで、素人の知識のなさから来る見当違いな思いこみや、
(何処へ行くときでも望遠+三脚で済ませようとする、など)
一部の写真愛好家達のマナーの悪さが何度か指摘されている。
(旅の恥は何とやらという横柄な態度、自分中心な態度)
なんとなく、わからんでもない。
写真を撮るということは、目の前の物をプリントに流し込む作業ではないな、と
改めて感じる。
学生の頃、京都の時代祭に参加しているときに(馬の世話役)、
目の前で長いレンズを向ける人、フラッシュをたく人、
要求してくる人、無造作に顔に触る人…
良いレンズ(大体、F4とか+望遠の白レンズ)持ってても
人間はダメだな、と思ったものだ(全員がそうではないけど)
フラッシュなどたいて、誰かが蹴られても僕は責任などとれない。
マナー、に関しては写真に限ったことでもないけどね。
このサイトを読んでいて痛感するのは、自分の知識の無さ。
正確に言うと、意図して写真を撮るという作業を、長い間さぼってきてる、と言うこと。
昔はそれなりに勉強し、実践し、試行錯誤を繰り返していたものだが、
少し前にデジカメに移行してから、
何も考えずにただシャッターを切る、というようになってしまった。
それはそれで、悪いことばかりではないんだけれども、
そこに意図はあるのか、と言えば、かなり少ないと言えるし、
上手く撮れないときには自分の知識ではなく、
デジカメの性能や設定のことをあげるようになってしまう。
良い写真が撮れる可能性がいくらでもあるのに、なんてもったいない。
で、今回一眼レフに持ち替えて、
改めてレンズの選択が出来るようになったんだけれども…
やっぱりね、難しい。
そんなに選択肢がないというのもあるけど、
迷った結果、『ま、標準ズームでいいや』みたいな。
モードは、絞り優先と、シャッター速度優先を切り替えて使うようにしてるけど、
面倒になると、オートモードで…。
意図した通りに行動したい、
むしろ、自分の行動をデザインしたいというのは、
昔からある衝動なのだけれども、
表現活動に対してこんな風に接してたら、あかんよな。
反省した次第。
そうそう、このサイト、もちろん小難しい技術論や、苦言ばかりではなく、
初心者には初心者向けの、中級者、上級者にはそれぞれ向けの知識も豊富にあり、
また、筆者さんのウィットに富んだ書きっぷりがなかなか面白い。
結構長い間、購読してるんだけど、紹介するの忘れてました。(超有名サイトだし)
よろしければ是非。
【匠のデジタル工房・玄人専科】