簡単に言うと、エイベックスが商標登録したキャラクターが
2ちゃんねるで有名なキャラクターに似ていて、
それがいわば公有著作権に属するものであるにもかかわらず、
勝手に権利を主張して金儲けしようというのか!
ということで、まぁ、反エイベックス運動が巻き起こっている、と。
まぁそうですね、商標登録さえしなきゃ、
ヒーロー…とまではいかないけど、
なかなか思い切ったことする会社、くらいの評価は貰えたのにね。
残念でした。
で、エイベックスは、正しい書式に乗っ取った質問状になら答えると言っており、
また、掲示板管理者からの問い合わせには答えるという姿勢らしいので、
その辺ひろゆきなんかしろよ、みたいな空気があって。
(別に僕自身はVipperではありませんが)
参考:エイベックス著作権違反疑惑「のまネコ問題」のまとめ – ひろゆき氏の発言
そういう流れで、今回、ひろゆき氏から公開質問状が出された、と。
ITmediaニュース:「のまタコ」キャラ展開? ひろゆき氏、エイベックスに公開質問状ヒット中のCD「恋のマイアヒ」に使用されているキャラクター「のまネコ」がインターネット上のアスキーアートキャラクター「モナー」に似ているとの指摘が相次いだ問題に絡み、「2ちゃんねる」管理人のひろゆき氏は9月24日付けで、エイベックス・グループ・ホールディングスに対する質問状を公開した。
このITMediaの記事のリンクされている質問状のページに飛ぶと、
なかなかシニカルな書状が公開されている。
要は、質問状というか、
エイベックスの公式発表のテンプレを書き換えて、
そっちがそういうことするなら、こっちも
伝統的な馬の鞍につける水袋の紋章に『インスパイヤ』されたんで、
こういうキャラクターを展開しますが、別にかまわないんですよね?
というある種、抗議文。
『のまタコ』さん
いやはや、なんだか、またもよくわかんない感じになってきまして。
2ちゃんねるな雰囲気を嫌うひとは、嫌悪を示すかもしれませんが、
なんだろな、確かに面白かったらええやんか、という空気があるのは否めない、
でも、おかしいやん、っていうことがきちんと言える場所ってのも
実はあんまりないんだよね。
社会って。
言うヤツもあんまりいないしさ。
特にこの問題の場合は、
権利者がはっきりしてないから、『おかしいやん』って言える人が事実上いなくて、
(作者を自称してる方はいるけど、法律的に認められてるかって言うと微妙)
誰も文句言えねえから商標登録したろ、みたいな、
そんな空気がエイベックスにあって。
あこぎだよな。
まぁ、多分、マジメに商品展開しても、
『のまタコ』は売れないと思うけど(笑)
まぁ、既成事実としては、商品の検討と、実際の商品があれば十分だろうし。
さて、エイベックスが何と答えてくるかが注目。
黙認が一番つまらん展開だけど、それだと、何もかわらん。
叩かれ続けるだけだな。
タカラみたいに、嵐が過ぎるのを待つしか。
もしなんらかの反論、法的対処を取るとなった場合には、
自社の発表との整合性が厳しい。
テンプレぱくっても、質問状は質問状ですからねぇ。
どうなるかなー。