僕という人間の、”METRO”(KYOTO CLUB METRO)との関係は、
単なる、『客 – クラブ』という関係ではないかもしれない。
通い始めてもうだいぶ経つ(5年目かな)けど、
メトロでの僕を知らない人が見ると、大体、驚かれる。
僕は別に元スタッフでもなければ、出演者でもアーティストでもないわけで…
準スタッフ的にWEBに携わったことはあるけど、本当に期間限定的なことだったし、
TOOEARLY他DJとしてイベントに参加したことはあるけど、
いわゆる自分仕切で定期的なイベントをしたわけじゃないし。
単純に、常連。それだけ。
でもなんだろ、一人で行って、カウンターに座ってても、
別に話し相手の女の子を捜す必要はなくて、大体誰かいる。
ナッキーがいれば、話し相手になってくれるし(仕事の隙を見て、だけど)
ツーさんでも、糸魚さんでも、林さんでも、その他スタッフでも、話しかけてくれるので。
ブルーな話や、年上に相談したいこともたくさんあるけど、
そういう話を聞いてくれる、年上の人がいるってのは本当にラッキー。
音楽が溢れてる、行きつけのバーみたいな感じ?
でも、訪れる主目的が、スタッフやお酒になることはあり得ないし、
それはあくまで、そこで流れてる音、それとイベントが醸し出す空気。
これは変わらない。
メトロの『えらい人』と、人生について語り合ってると、なんか変な感じになる。
一般的な人にとっては…ビジネスの相手だったり、
イベントをやらせてもらってる箱のマネージャーだったりするんだろうけど
僕にとっては別にそんなことはどうでもよくて。
仲のいい友人が、たまたまそうだって、くらいのこと。
もちろん、リスペクトは忘れないけどね。
でも、だから、友人になれないかってのは別問題。
職業柄、利害関係が全くないとは言えないけど、
そうしたことを含めて、ちょうどいい距離感なのかもね。
そりゃー…
『仲良くなっておいた方が得だ』
みたいな考え方もあるかもあるかもしれないけど
僕なんてなーんにも力無いわけだし。
影響力もないしね。
ま、いっかな。
偉い人相手に、メトロスタッフには絶対言えない毒とか吐いてるけど(苦笑)
僕がそういう人なので仕方在るまい。
気取ってもしゃーないんで。
それを許容してくれる人とは馬が合う、
これはどこに行っても変わらない事実だな。
所詮僕は、全ての人と友人になれるようには、出来てないわけだから。
これからも、
少なくとも京都にいて、メトロが営業している間はずっと、
あの場所に通うことでしょう。
僕にとって、凄く、大事な場所だからね。
28になった、今でもさ。