分析の放棄

全てのことを把握したい、という欲求は、
止められないことだ、きっと、
詩を書き始めた頃から、変わらないのだろう。
でもね、それが、歪められていると思う。
こうして書くこの文章も結局自己分析なのだが
なるべく、分析を放棄していきたい。
口に出さないと言うことではなく、
常にフラットに立ち返って、景色を見たい。
それが、27になってようやく学んだことだ。
人生の半分通して築き上げてきた考え方。
否定するわけではないけど…
今の自分には合わない。
本当に、そう思う。
分析したがる自分を、
骨格にむやみに肉を付けたがる自分を、
リリースしたい。