空気に触れていると、
考えていること、
が、あふれてしまう
やりたいことも、思いつきも、発見も、悩みも、
すべてをそこで消化するかのように
いえに慌てて帰っても、憶えてなんかいない
それがくやしいけど、
メモを取るのはいかにもナンセンス、だから
必死で憶えようとしてる
部屋に帰ってメモを取る、読み返す、
大したことに思えない、
あの空気が魔法をかける?
すべてを許してしまいたくなるのに
なにからも解き放たれていない自分がいる
部屋に持ち帰った氷のかけら
とけて、こぼれ落ちてしまったところこそが
本当に手にしたかったもの
また探しにでかける