僕がF1を見始めた頃、ブラウン管でのヒーローといえば
アイルトン・セナしかいなかった。
もちろん他にも、
アラン・プロストとか、ナイジェル・マンセルとか、
ネルソン・ピケとか、エドガー・ベルガーとかいたけど、
全然違ってた。
僕にとって彼は『好き』どころではなく、
── 何故か分からないけど ──
既にそしてずっと英雄だった。
その彼が、7年前の1994年5月1日、
イモラサーキットにて
高速でコンクリートに吸い込まれるように衝突し、
命を落としました。
…。
ご冥福を祈ります。
きっと、
彼みたいなドライバーはもう出てこないだろうな…
雨の中のブラジルGP。
僕は、
7年ぶりに
泣いた